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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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いわし缶×梅干しは、薄毛や白髪予防効果あり?!腸内環境も改善する理由とは?

サバ缶がブームになり、近くのスーパーから消えたころ、新たに注目されたのがイワシ缶!どちらもおいしいですよね。

サバやいわしなどの青魚は、腸内環境にはもちろん、薄毛や白髪にお悩みの方にとってもとても良い成分をくまなく摂取することができる点で、とてもおすすめです。

今回は、薄毛や白髪によいとされる「いわし缶」と「梅干し」の組み合わせについて、まとめてみました♪

目次

いわし缶はなぜ薄毛にいいのか?

「いわし缶を毎日食べると、薄毛や白髪を改善できる」とテレビ番組で放送されてから、サバ缶だけでなく、いわし缶にも注目が集まるようになりました。

では、なぜいわし缶は薄毛や白髪を予防・改善してくれるのでしょうか?

その秘密は、ある成分にあります。

注目の不飽和脂肪酸「EPA」がすごい

サバやいわしなどの魚の脂にふくまれる不飽和脂肪酸「EPA」は、私たち人間の体にとてもよい影響を与えてくれる脂として注目されています。

特にEPAは、血流をアップさせることが知られています。

▼EPAのすごいところ
・血栓を作りにくくしてくれる
・血流をよくしてくれる

血流とは、血液の流れのことです。血行ということもあります。

血液は体の隅々まで栄養素や酸素を運び、体内で作られた熱を全身に伝える働きをしています。よって、血液の巡りが悪くなると、体全体が冷えたり、肩こりや神経痛、肌荒れなどにもなりやすくなります。

老廃物を正常に排泄するのも難しくなって、腸内環境も乱れ、自律神経や内分泌系に支障が出たり、ストレスもたまりやすくなります。末端まで栄養が行き届かないので、もちろん髪の毛にも影響がでて、薄毛や白髪の原因にもなりえると言われてます。血流って大事ですよね・・・。

「EPA」を効果的に摂取できるいわし缶

いわしやサバなどの青魚に含まれる脂には、EPAがたくさん含まれています。だから脂を落とさずに、なるべく丸ごと食べることに意味があります。

また、EPAは熱に弱く、加熱分解することも知られています。

日本調理科学会が発表した「サンマのEPA・DHA保持率に及ぼす加熱調理の影響」によると、とにかく脂を落とさずに食べること、そしてなるべく加熱調理をしないことがEPAをたくさん摂取するコツであることがわかります。

フライ、グリル、フライパン調理時のEPA保持率はそれぞれ 43、77、91%であり、DHAではそれぞれ48, 75, 99% であった。

(中略)

EPA・DHA保持率は、フライ>グリル>フライパン調理の順であり、減少メカニズムはそれぞれ脂の飛散と加熱分解(両方少量)、脂の飛散、加熱分解と考えられる。

参考:JSTAGE
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajscs/27/0/27_29/_article/-char/ja/

毎日いわしを焼き魚にして食べているよ~という方がいたとしたら・・・実はEPA量的に考えるとあまりよい調理法ではないかもしれません。(焼いているうちに、脂がしたたり落ちてしまっているかも?)

いわしをお刺身でそのまま食べるのがいちばんですが、お刺身は保存が効かないし、お値段もそこそこはります。

そこでおすすめなのがいわし缶なのです。

いわしの焼き魚よりいわし缶がおすすめ

いわしの缶詰ももちろん、生魚のままではなく、きちんと熱処理されています。

しかし、多くのいわし缶は缶にいわしを生のまま入れて、缶ごと熱処理されているのだそう!これがいわしの脂を外に逃がさず食べられる理由なんです。

だから実は、いわし缶はいわしの身だけでなく、汁ごと食べたほうが良いとされています。

いわし缶の中にはEPAが5,000mg以上も含まれていると言われていて、厚生労働省が定める1日のEPA摂取量である1,000mgを軽く超えるといわれています。

サバ缶といわし缶、どっちがEPA量が多い?

青魚には多く含まれると言われるEPA。

では、よりEPAが含まれるのは、いわし缶なのでしょうか?それともサバ缶なのでしょうか?この答えは、時期や原料にもよるので何とも言えないのですが、とにかく言えるのは、「脂が多い青魚はEPAが多い」ということです。

秋~冬にかけていちばん脂がのると言われるサバ。そして「梅雨いわし」や「入梅いわし」と形容されるぐらい6~7月に脂がのると言われるいわし・・・。

どちらも旬の時期の脂がのった時期がよさそうです。

めだか水産広報部さんのホームページでは、やはり時期に左右されるものの、サバよりもいわしのほうがEPAが多く含まれると書かれていました。

そしてサバ缶とイワシ缶では、時期や原料にも大きく左右されますがイワシのほうが多くDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含みます。

前述のとおり不飽和脂肪酸は魚の脂分に多く含まれ、脂の乗った魚であるほど豊富な傾向があります。

参考:めだか水産広報部
https://medakasuisan.com/sardine/post-2185/

やはり、血流アップのため、白髪や薄毛予防のためには、いわし缶がベストかもしれません。笑

梅干しの注目成分

よくメディアなどでいわし缶と一緒に食べると薄毛効果を倍増させるといわれるのが、梅干しです。

梅干しに含まれるクエン酸は、ミネラルをカラダに取り入れやすくしてくれる効果があり、またビタミンやカリウムも豊富なので、血流をアップさせる効果があるのだとか。

また、胃液や消化酵素の分泌を高めて消化吸収を助けてくれるので、腸の働きを活発にしてくれるともいわれています。

加熱すると作られる「ムメフラール」

また梅を加熱した製品では、梅に含まれている糖とクエン酸が結合しムメフラールという成分が作られ、このムメフラールが薄毛予防に効果的なのだといいます。

ムメフラールは血流を改善し血栓予防、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つと考えられています。

また血液中にコレステロールが溜まるのを抑え、酸素や栄養分の供給がスムーズになることで、老廃物の排出を促進し疲労回復も期待できます。新陳代謝が活発になるので老化を抑えることにも繋がります。

参考:
https://www.binchoutan.com/ume/index.html

いわし缶と梅干しの効果効能

いわし缶と加熱した梅干しをセットで食べると、薄毛予防になる理由がわかってきましたね。

2019年2月18日に放送された、TBS番組「名医のTHE太鼓判!では、薄毛で注目されているお笑い芸人の「我が家」の坪倉さんが2か月半いわし缶を食べる実験に挑戦していました。

お笑い芸人の「我が家」の坪倉さんの場合

坪倉さんは、20代のころから薄毛に悩んでいたそうですが、なんと今回の実験で薄毛の改善が認められました!

番組の中では血中EPAと血管年齢の変化がレポートされていましたが、1日1缶のいわし缶を食べただけで、血管年齢が20歳近くも若返っていましたよ。

▼血中EPAの変化
実験前:27
実験後:226

※番組内で調べた40代の方のEPA数値の平均は75でした

▼中性脂肪の変化
実験前:163
実験後:116
▼血管年齢
実験前:54
実験後:36

やっぱりいわし缶ってすごいのかも?!わたしは薄毛ではないけど、腸内環境をよくするための血流アップを目指して、1日1缶生活、してみようかな。笑

まとめ

いわしやサバに多いといわれるEPAは、血流アップのためにとても役立つ不飽和脂肪酸です。

人間の体は血の巡りがよくなると、それだけで冷えが改善できたり、老廃物を出しやすい体にしてくれたり、新陳代謝が高まったりと、さまざまなよいことが起こります。薄毛や白髪の改善はもちろんのこと、腸内環境の改善にも効果が期待できますよ。

EPAをあますところなく摂取するためには、やはり生のままのいわしのお刺身を食べるか、お刺身を食べ続けるのが難しい場合は、いわし缶を利用するのがよさそうです。

梅干しと一緒に食べると効果アップも期待できるので、薄毛が気になる方はぜひいわし缶と梅干しを一緒にとってみてくださいね。

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