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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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くるみの効果がスゴイ!善玉菌を増やすメカニズムとは?

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

くるみと言えば、ブレインフード(健脳食)とも呼ばれ、脳を活性化する効果が高いことが知られています。

でも最近の研究では、脳だけではなく、なんと善玉菌を増やし、腸内環境の改善にひと役買ってくれることもわかってきました。

今回は、くるみの栄養素や効果、そして善玉菌を増やすメカニズムをまとめてみました。

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目次

「くるみ」とは?

くるみは、クルミ科クルミ属の落葉高木の総称で、その種子を加工したナッツを日本では「くるみ」と呼んでいます。

生産地はアメリカや中国が多いようですが、日本国内では長野県が日本一の生産量を誇っているのだとか!

あれ?!そういえば長野県って日本のNO1長寿県ですよね。

「くるみ」の生産地長野県は、長寿県!

都道府県市区町村ランキングサイトの日本地域番付さんで、東御市の男性の長寿成績をみてみると・・・77位までで15位です!長寿県の中でもかなりの上位!もしかしたらくるみの効果、あるかもしれませんね!笑

サタデープラスでくるみの健康効果を特集された時、東御市の方の血管年齢を検査していたのですが、なんと彼らの血管年齢は、実年齢と比べてマイナス31歳!これは偶然とは言い難いほどの差ですよ。

「くるみ」の栄養価

カリフォルニアくるみ協会によると、くるみはとにかくバランスのよい栄養源が特徴であると紹介されています。特にオメガ3脂肪酸がたくさん含まれていることはとても有名ですよね。

くるみはナッツ類でオメガ3脂肪酸を最も多く含んでいます。

さらに抗酸化値がナッツ類で最高く、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB6、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛などのビタミンやミネラルをはじめ、食物繊維、メラトニンなど人間の健康維持、増進に必要な成分が豊富に含まれます。

くるみは、バランス良く栄養素を補給するのに適した食材と言えます。

参考:http://www.californiakurumi.jp/health/component

NuVal栄養評価システムという消費者が購入する食品の栄養価を一目で知ることのできる食品評価システムでは、クルミのNuValスオア順位は、なんと3位

1位:かぼちゃの種(生、調理済)
2位:アマニ油
3位:くるみ(生)
4位:アーモンド(生、乾燥、無漂白)
5位:アーモンド(ドライイースト、無塩)

参考:http://www.californiakurumi.jp/health/component

こうやってみると、ナッツの栄養バランスはほんとーにすごいですね!太るから控えてたけど、また習慣的に食べようかな♪

「くるみ」の効果がスゴイ!

くるみは、その栄養価の高さからたくさんの効果効能があると言われて注目されています。その中でも腸内革命が注目しているのは、やっぱり善玉菌との関係性。

「くるみ」の効果1:善玉菌の増加促進

腸内環境への影響は、最近注目されてきた分野でまだまだ研究途中です。

でも、今回ルイジアナ州立大学 生理学部研究開発准教授で主要研究者のラウリ・バイアリー博士が、マウス実験の中でくるみが善玉菌を増やしてくれることを発表しました。

くるみ無しのグループと比べ、くるみ入りの餌を食べたラットのグループはラクトバチルス(乳酸菌)、ロブゼリア、ルミノコッカス属を含む有益な細菌の増加がみられました。

Byerley LO, Samuelson D, Blanchard E, et al. Changes in the Gut Microbial Communities Following Addition of Walnuts to the Diet. J Nutr Biochem. 2017. DOI: https://doi.org/10.1016/j.jnutbio.2017.07.001.

参考:https://www.atpress.ne.jp/news/136522

私たちの腸は、腸内細菌の多様性があればあるほど、健康面でのリスクが少なくなり、多様性が少ないと肥満や炎症性腸疾患のような状態を引き起こすことがわかってきています。

まだ動物実験ではありますが、今後の研究次第では、人間の腸内環境にいる善玉菌をくるみが増やしてくれる・・・なんてこともわかってしまうかも♪くるみの効果に期待です!

「くるみ」の効果2:コレステロールが低下、メタボ対策

くるみのすごいところは腸内環境への影響だけではありません。コレステロールや中性脂肪、そして体重にもくるみが影響しているという研究結果もあります。ダイエット中の方にみてほしい!

ロマ・リンダ大学とバルセロナ・ホスピタルクリニックの調査団による事前研究では、中高年者が一握りのクルミを定期的に摂取すると、極端に体重が増えることなくコレステロール値を大幅に低下させることが明らかになりました。

実験開始1年後、クルミを摂取したグループと摂取しなかったグループそれぞれに僅かな体重の増加と、総コレステロールや中性脂肪、HDLコレステロール(善玉コレステロール)といったコレステロールに変化が見られました。

参考:http://www.mag2.com/p/news/174758

「くるみ」の効果3:心臓病の予防

くるみは腸内環境を改善して、脂肪がたまらないように、そしてコレステロールも増えすぎないように調整してくれるので、結果的に心臓病を減らす効果があるという指摘もありました。

日常的に多価不飽和脂肪を多く含むクルミを1.5オンス(約43グラム)食べることで、腸内の善玉菌を増やし、炎症やコレステロールを減らすことができ、結果的に心臓病の予防につながるという発表もありました。

参考:http://www.mag2.com/p/news/174758

確かにカラダはつながっているので、いろんなところに影響が出ます。くるみはブレインフードであり脳によいといいますが、血液循環とは無関係ではなさそうです。やはりカラダってつながっているんだなぁと感じざるをえません。

「くるみ」の効果まとめ

くるみの善玉菌増加効果やコレステロール低下、メタボ予防などの効果はいかがでしたか?

くるみって油っぽくて太りそう・・・そんな誤解をしている方がいたら、もう一度くるみについて調べてみることをおすすめします。確かにカロリーは低くないので食べ過ぎは禁物ですが、毎日少しずつ食べることが出来たら、1年後に確実にカラダが変わるはず。

ちょっと1年後が楽しみになりますよね。ぜひくるみの善玉菌効果を実感してみてください♪

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