サラダやスープ、炒め物など、いろいろな料理方法が可能な春雨。
満足度が高いわりに、そんなにカロリーが高くないのでダイエット中に活用している方も多いのではないのでしょうか?
春雨はなんとなくわかるけど、最近よく聞く「マロニー」ってなんなのだろう?w
今回は春雨とマロニーの違いをまとめてみました!
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春雨とマロニーの違い
春雨とマロニーは、見た目はそっくりです。でも実際に料理をしてみると、意外と感触が違うことにびっくりする方も多いのではないでしょうか?
実は春雨とマロニーは、材料から全く別のものです。ここではその違いをみてみましょう。
原料の違い
マロニーは「マロニー株式会社」という会社が作っている独自の商品で、一般名称ではありません。
春雨と似ているように感じますが、その材料は全く違います。
=さつまいもでんぷん、緑豆でんぷんなど
マロニー
=ジャガイモでんぷん、コーンスターチなど
味のしみこみやすさの違い
両方ともでんぷんですが、材料と作り方が違うので、味のしみこみやすさがかなり違います。
マロニーを使ったことがある方はお分かりかと思いますが、とにかく味がよくしみこむので煮込み料理などにはもってこいなのがマロニーです。
煮崩れしやすさの違い
実は煮崩れしにくい春雨をつくりたくて開発されたというマロニーなので、マロニーは煮崩れしないところが特徴の一つです。
春雨とマロニーの共通点
春雨もマロニーも低GI食品として知られています。
GIとは、血糖値が上昇するスピードを数値化したものです。GIが低いほど、その食品の糖質は血糖になりにくいといえます。
GI値55以下の食品が、低GI食品と言われていますが、マロニーも春雨もこの55以下に該当します。
マロニーを使ってダイエットできるのか?
近畿大学農学部の米虫教授のコメントによると、マロニーを継続して食べると、体脂肪を減少させたり、腸内環境を改善する効果があったことがわかっています。
参考:https://www.malony.co.jp/know/gi.html
乳酸が増えるのは、善玉菌が増え、悪玉菌が減っている証拠です。マロニーを継続して食べることで腸内環境が整ってきていることがわかっています。
低GIはもちろん、乳酸が増加するのはスゴイですよね!
春雨とマロニーの違いまとめ
春雨とマロニーはとても似ていますが、以下の違いがあります。
味のしみこみやすさ
煮崩れのしやすさ
材料は双方でんぷんではありますが、その種類が違い、そのせいで味のしみこみやすさや煮崩れのしやすさが変わります。
=さつまいもでんぷん、緑豆でんぷんなど
マロニー
=ジャガイモでんぷん、コーンスターチなど
煮崩れさせたくなかったら、また味をしみこませたかったら、ぜひマロニーがおすすめです。
マロニーを食べると腸内環境が整ったり、脂肪が減少するという研究結果もあるので、上手にダイエットに活用したいですね。