筋肉が付いたキレイな体を作りながらヤセるダイエットでは、控えたほうがよいといわれる糖質!
でもNHKの「ガッテン!」などのメディアでも糖質制限ダイエットの落とし穴として特集が組まれるぐらい、糖質を完全にとらないのは、問題も指摘されています。
私も個人的には、より多くのもの少しずつ食べたほうがよいと考えているので、完全糖質ゼロは、ちょっと極端かなと思ったり…。でも、現代の食事では糖質が取りすぎがちなのも確かです。
今回は、腸活の観点を踏まえながら、ゆる糖質オフでダイエットのやり方について、まとめてみました!
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糖質オフダイエットとは?
あまりバランスを意識しない食生活だと、私たちは炭水化物をとりすぎてしまいがち。
例えば、朝は菓子パン、昼はチャーハン、夜はオムライスなどなど、一品料理のほうがつくるのも簡単だし、外食するにしてもお手頃価格で満足できるので、ちゃんとバランスを意識しないと糖質をとりすぎてしまう可能性が高いのです。
そこで出てきた、糖質をとらないことにこだわる「糖質オフダイエット」。
でも「糖質オフダイエット」を突き詰めると、お酒も飲めないし、甘いものも食べられないし、バランスがかえって悪くなる可能性も多く、かりかりと怒りっぽくなったり、体力がなくなったり、ストレスがたまったり…。合う方はよいのですが、我慢が必要になる方は、ちょっとしたリスクも垣間見えます。
糖質オフダイエットの危険性
NHKの「ガッテン!」では、そんな糖質オフダイエットの危険性について、以下の項目を挙げていました。
1:食物繊維が不足しやすくなる
糖質オフをしようとしたときに一番最初に控えるものは炭水化物。でも炭水化物=糖質+食物繊維なので、食生活によっては、食物繊維が不足しやすくなります。ちゃんと食物繊維をカバーする食事が必要です。
もともと日本人はカロリーのほとんどを糖質に頼る食生活をしてきました。和食の基本はごはんとみそ汁とお漬物。こう考えるとほとんどのカロリーは、ごはんからとっています。
でも、ここからごはんを削除するとしたら、明らかなカロリー不足。みそ汁とお漬物にタンパク質や脂質をちゃんとプラスしないと、おかしな食生活になってしまうのです。
食物繊維は腸内細菌のえさになるので、腸活の視点からは、絶対に毎日食べたい栄養素です。また栄養バランスをよくすることも、腸内の菌の多様性を高めるためにはすごく重要なこと。
だから糖質制限にストイックになりすぎると、ちょっと心配。そこで出てきたのが、「ゆる糖質オフダイエット」、いわゆる「ロカボ」という考え方です。
ゆる糖質オフダイエット=ロカボとは?
ゆる糖質オフダイエット=おいしく楽しく適正な糖質を守った食事をすることです。これを、「ロカボ」と呼んでいます。
ロカボの適正糖質量は?
「ロカボ」の考え方では1食にどのくらいの糖質量がいいとされているのか調べてみると、食・楽・健康協会さんの定義では、1食で摂取する糖質量を20~40gにすることが提唱されていました。
参考:https://locabo.net/about/
なるほど~♪これなら無理なく、調整できそうな気がしますね。
ロカボの注意点とは?
先ほどの糖質オフのリスクを考えると、ゆる糖質オフダイエットの際に気をつけたいポイントが見えてきます。
不足しがちな食物繊維をきちんと意識してとること。
例えば、野菜やきのこ、海藻類などを毎日意識してとることです。
そして、糖質を減らす代わりに、きちんと良質なタンパク質、良質なあぶらをとること。
不飽和脂肪酸のお魚やナッツの油をとりながら、大豆製品やお肉などをたっぷりとりましょう。
ゆる糖質オフダイエットとは?まとめ
ゆる糖質オフダイエット、いわゆるロカボは、極端な糖質制限をするのではなく、1食分の糖質量を20~40gに減らして、かわりに海藻やきのこ、野菜、良質なタンパク質や油をとるダイエット法です。
通常の糖質制限で考えられる以下のリスクを避けやすくなるのが、ゆる糖質ダイエットのいいところ!
2:栄養バランスがわるくなる
実は私も、糖質はとりすぎないように意識しています。そのほうがお仕事のパフォーマンスが良くなるような…気のせいかなぁ?笑
ぜひ参考にしてみてくださいね♪