みなさんは、アーティチョークという野菜をご存知ですか?
腸活中は、食物繊維をたっぷりとって腸内細菌にえさをあたえたいところですが、このアーティチョークはその食物繊維、それも普段の生活で不足しやすい水溶性食物繊維がたくさんふくまれているんです。
今回はこのアーティチョークの効果効能、そして腸活につかえる理由をまとめてみました。
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アーティチョークとは?
西洋野菜として有名なアーティチョーク。
日本では昔からよく使われていた野菜・・・というわけではなく、そのほとんどが輸入品です。
しかしヨーロッパの果物や野菜の市場では、定番の食材で、イタリアン料理やフレンチ料理にはたくさん使われています。
たまに日本でもおしゃれなスーパーで輸入品のアーティチョークのオイル漬けなどに出会うこともありますよね。海外ではかなりポピュラーなのです。
ではウィキペディアでアーティチョークの定義をみてみましょう。
参考:ウィキペディア
なんとアーティチョークは、キク科の植物です。キクといえば、日本の国花でもありますよね。親しみを感じます。笑
アーティチョークの味
アーティチョークは、あまくてほくほくしています。お芋やゆり根に近い食感を感じる野菜です。
そしてとても珍しい、味覚を阻害する成分の「シナリン」が含まれています。このシナリンを食べると、そのあとに食べたものがすべて甘く感じるという、不思議な物質です。
また、アーティチョークの葉には、私たちの味覚を阻害するシナリンという物質が含まれているため、それを食べた後には何でも味が甘く感じられてしまうことがあります。
アーティチョークの食べ方
アーティチョークは、トゲが残るガクの先端をハサミで切り落としてからゆでたり、むしたりして食べることがほとんどです。
アーティチョークの効果効能
それではアーティチョークには、どんな栄養素がふくまれているのでしょうか?
アーティチョークの栄養素
実はバランスにとんだ、様々な栄養素をとることができるのが、アーティチョークです。
参考:https://www.supkomi.com/univ/artichoke/artichoke-nutrient.html
アーティチョークの効果
決して、ビタミンやミネラルが多い野菜というわけではないのですが、注目の成分は食物繊維です。
食物繊維のなかでも腸活中の方は、たくさん食べたい水溶性食物繊維がその多くを占めているので、腸内環境の改善や、便秘の改善、そして脂質異常症の改善などにも効果があるといわれています。
・コレステロール調整作用
・脂質異常症の改善
・便秘の改善
・腸内環境の改善
・高血圧症の予防
・アルコール分解を助ける効果
注目成分シナロピクリンの効果
また、最近注目されているアーティチョークの成分が、シナロピクリンです。
アーティチョークの葉の苦味の素となる成分の一つであり、シナロピクリンと呼ばれています。肌のくすみやシミ、色素沈着を薄くしたり、毛穴の目立ちを改善したりする効果があるといわれていて、様々な団体が研究を行っています。
参考:http://sangyo.jp/foodhealth/article/20080930.html
美白を目指すみなさんは、アーティチョークの葉の苦味も注目してほしいですね。
アーティチョークの効果効能まとめ
アーティチョークは、日本ではあまり多く食べられてきた印象はありませんが、西洋では定番の野菜で、最近ではその美容や健康効果が注目されています。
特に栄養素としては、食物繊維がたっぷりと含まれているため、便秘予防や腸内環境の改善効果があるといわれたり、最近注目の苦み成分シナロピクリンは、毛穴を目立たなくしたり、美白効果が検証されたりしています。
実は私たちの健康や美容を助けてくれる、定番野菜への道をたどっている途中なのかもしれません。今後もアーティチョークから目が離せませんね。