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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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ブロッコリーの腸内環境改善効果がスゴイ!肥満予防もしちゃう秘密とは?

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

ブロッコリーは野菜の中でも、とても栄養が豊富な食品で、人気があります。

代謝を促すビタミンB群はもちろん、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチンや葉酸、セレン、亜鉛といったマルチビタミンやミネラル、カルシウムも豊富ですし、食物繊維もたっぷり含まれているので、昔から腸内環境改善効果が高いことは知られていました。

でも最近、ミネラルやビタミンだけえなく、「肥満型腸内細菌」を減らす効果があることもわかってきました。今日は、ブロッコリーの腸内環境改善効果についてまとめてみたいと思います。

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目次

ブロッコリーの腸内環境改善効果

そもそも腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やしたり、不要な便を外に出す手伝いをしてくれる食物繊維がたくさん含まれているブロッコリー。

ビタミンCやビタミンEも豊富で、美容に興味がある方には、「最強の野菜」として有名なはず。

でも、他にもファイトケミカルなど注目の腸内環境改善成分がたくさん含まれているんです。

効果1:スルフォラファンがスゴイ

最近とても注目されているのが、ファイトケミカルの一種であるスルフォラファン。
ブロッコリーやブロッコリーの新芽に含まれている、ピリッと辛い成分です。

スルフォラファンが私たちのカラダの中に入ると、いったいどんな働きをするのでしょうか?村上農園さんのホームページにその働きについて書かれていました。

スルフォラファンが体内に取り込まれると、各細胞において体を防御する酵素の生成が促されます。

それら酵素には、体内の活性酸素を除去したり、有害物質を無毒化し、体外に排出するなど様々な働きがあることが知られています。

参考:http://www.murakamifarm.com/about/functional/sulforaphane/

私たちの老化の原因になる活性酸素を除去してくれるんですね!!ありがたい!!
美容経済新聞さんでは、ブロッコリーの芽に含まれる成分が体内の大気汚染物質を排出するという研究結果も発表されていました。

参加者の尿および血液検査の検査、ブロッコリー新芽飲料の群で、発がん性物質ベンゼンの排出速度が61%増加、アクロレインの排出速度は23%増加しているころがわかった。

研究者らは、細胞を保護するスルフォラファンの効果は体内で長期間続いており、ブロッコリーの新芽を摂取することで、いくつかの大気汚染物質のデトックスを促し、長期的な健康リスクを抑制する有効な手段であると結論している。

参考:http://bhn.jp/news/24785

うーん、悪いものを取ってしまっても、ブロッコリーを食べれば、いくらかましになるかもしれません。

スルフォラファンは肥満抑制効果あり (金沢大学×カゴメ)

スルフォラファンがスゴイのは、デトックス効果だけではありません。
なんと肥満も防止してくれるのだとか。

金沢大学の太田嗣人准教授とカゴメの合同研究チームがブロッコリーの新芽に含まれるスルフォラファンに肥満抑制効果があることを突き止め、米国糖尿病学会誌「Diabetes」(電子版)の2017年2月17日号に発表しています。

金沢大学の2月17日付発表資料によると、太田准教授らはマウスを2つのループに分け、一方には脂肪分の高いエサにスルフォラファンを混ぜたものを、もう一方には脂肪分の高いエサだけをそれぞれ14週間与える実験を行なった。

マウスが毎日摂ったスルフォラファンの量は、人間の体重に換算すると、市販のブロッコリースプラウト1パック(50~100グラム)ほどに含まれる量に相当する。その結果、スルフォラファンを与えたマウスは、与えていないマウスに比べて体重の増加率が約15%抑えられ、内臓脂肪量が約20%減少した。

参考:https://www.j-cast.com/healthcare/2017/02/23291408.html?p=all

効果2:インドールグルコシノレートがスゴイ

インドールグルコシノレート・・・という難しい名前ですが、これは抗菌活性を持つ有機性化合物のことを指しています。

インドールグルコシノレートは、腸のバリア機能を高めてくれるのではと、多くの学者に注目されている成分です。

最新の「Journal of Functional Foods」誌で、ブロッコリー、ブリュッセル、キャベツなどのアブラナ科の野菜に、抗菌活性を持つ有機性化合物インドールグルコシノレートが含まれているといる研究結果が報告されている。ICZが腸内層のアリール炭化水素受容体(AHR)に結合してそれを活性化すると、腸内細菌叢および免疫監視に関する健康バランスを維持しバリア機能を高めると研究者らは指摘している。

参考:https://www.j-cast.com/healthcare/2017/02/23291408.html?p=all

腸のバリア機能が高まると、毒素や有害な微生物から腸を保護し、栄養素を体内に取り込見やすくしてくれます。

ブロッコリーの腸内環境を改善する食べ方

腸内環境を改善するためには、ブロッコリーの食べ方にちょっとしたコツがあります。コツは、食べる頻度、そして食べ方にヒントが・・・j-cast.さんにはこんなヒントがありました。

抗酸化力で知られるビタミンCは摂取して数時間で効力を失ってしまうため、毎日摂取する必要があります。しかし、スルフォラファンによって生成された解毒酵素の働きは、約3日間続きます。『3日に1度』と覚えましょう

参考:https://www.j-cast.com/healthcare/2017/02/23291408.html?p=all

3日に1度は食べることを習慣にすると、カラダづくりが変わってくるかも・・・しれません。また、スルフォラファンはもともと食べた時はグルコラファニンという物質です。

これを、スルフォラファンにするためには、「よく噛む」ことが大事になります。そして熱に弱い特徴があるので、火を通さずに食べることも効果的です。

ブロッコリーの腸内環境改善効果まとめ

ブロッコリーはもともと食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な野菜で、腸内環境を整えるのにも適しています。

最近ますます注目されているブロッコリーの腸活として、スルフォラファンが有名です。

スルフォラファンは、腸内環境を整えてくれるだけでなく、肥満抑制効果もあると注目されています。

ブロッコリーやブロッコリーの新芽を腸内環境を改善を目的として食べる時には、いくつかのポイントがあります。

1:3日に1回は食べる
2:よく噛んで食べる
3:熱を通さず食べる

普通のブロッコリーは熱を通さないのは難しいけど、新芽ならサラダとして生で食べるほうがよさそうです。みなさんもブロッコリー生活はじめてみてね。

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