福岡県北九州市小倉で昔から食べられている郷土料理の「鰯のぬか炊き(いわしのぬかだき)」。
「ぬか炊き」は、「ぬかみそだき」とも「じんだ煮」とも呼ばれます。乳酸菌発酵しているので独特の酸味と旨みがあって、ごはんのともにぴったりなんですよね。
この「鰯のぬか炊き(いわしのぬかだき)」がなんと、アイス用のトッピングになってしまったらしい・・・w 笑
さて、どんな食べ物なのでしょうか?
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「ぬかみそだき」とは?
ぬかみそだきは、江戸時代の後期に存在した豊前の国(今の北九州の小倉あたり)で、傷みやすいいわしやさばなどの青魚を長期的に食べることができるように開発された保存食でした。
時間をかけてじっくりと煮込むので、イワシなどの骨の多いお魚も骨ごと食べることができて、昔の人の貴重な栄養源だったそう・・・!
「ぬかみそ炊き」については、こんなわかりやすい説明をみつけましたよ♪
「旦過市場」には専門店もあり、市民に広く愛されている。「じんだ煮」とも呼ばれる。
参考:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170824-00000017-minkei-l40
「ぬかみそだき」の「ぬか味噌」とは?
この「ぬか味噌」に私たちの腸にいい乳酸菌がたっぷり含まれているんですよね。家庭によって入れるものが違うので、この「ぬか味噌」でおふくろの味を感じる方も多いのだそう。
ここで何を加えるかによって家庭独自の味が作られるのです。
ぬか味噌は発酵菌が生きているため一日に一度は手で混ぜ、空気にしっかり触れさせる必要があり、手間のかかるもの。
参考:http://www.shokulife.com/mame/detail.php?id=68
「イワシのぬかみそだき」の栄養素
このいかにもカラダによさそうな「イワシのぬかみそだき」ですが、一般的に「高血圧予防に効果がある」と言われています。
▼「イワシのぬかみそだき」の主な効能
・骨粗鬆症の予防
・抗酸化作用
・便秘予防
とにかく鰯自体がDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を豊富に含む青魚なので、高血圧の方は進んで食べたほうがよい食材です。また、DHAやEPAはデブ菌を減らし、ヤセ菌を増やすとも言われています。
ショウライフさんには、「イワシのぬかみそだき」の栄養素や効果効能についてこのようにまとめられておられました。
また、いわしを骨ごと調理することで、よりたくさんのカルシウムを摂取でき、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含むため、骨を丈夫にし、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。
ぬかには美容にも効果的なビタミンBや抗酸化作用があるビタミンEのほか、カルシウム、タンパク質、鉄分、ミネラル、食物繊維など多くの栄養素が含まれています。
http://www.shokulife.com/mame/detail.php?id=68
体に優しい食べ物ですね~。さすが昔からある郷土料理です。
アイス用の「ちょびぬか」とは?
そんななか、なんとアイス用の「イワシのぬかみそだき」を作っちゃったおもしろ企業が現れました。笑
おもしろ企業だから、新しいチャレンジャー企業かと思ったら、40年以上小倉名物の「ぬかみそだき」一筋で営業してきた地元の名店、株式会社ふじたさんです!
老舗の名店なのに、頭がやわらかすぎます!笑
「イワシのぬかみそだき」に、なんとシナモンを配合!アイスクリームに合うように味を調えました♪
参考:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170824-00000017-minkei-l40
参考:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170824-00000017-minkei-l40
バニラにはあわないんか~~~いw 笑
私、アイスはバニラ派なんだけどな。バニラにもあうやつも開発お願いします!
郷土料理「イワシのぬかみそだき」がアイスに?!まとめ
「イワシのぬかみそだき」は、傷みやすいいわしやさばなどの青魚を長期的に食べることができるように、昔の方が考え出されたワザによる保存食でした。
高血圧予防や腸内改善効果も期待できる、健康面でも期待の食品!それがアイスクリーム用に加工されるなんて、びっくりですが、味はかなり気になる・・・w
ちょびぬかにはアイスクリーム専用ではないものもあるらしいので、アイスクリームにかける勇気がない方は、普通のちょびぬかからはじめてみてはいかがでしょうか?笑
参考にしてみてね♪
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