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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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唾液を出す方法まとめ!若返りホルモン「パロチン」が含まれる唾液を出すには?

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

私たちの口を潤してくれている唾液。実はすごーく大事な役割をしてくれています。

口臭予防や虫歯予防、歯周病予防だけでなく、時には大きな病気さえも防いでくれているかも?そして、なんといっても若返りホルモンも混ざっていることが知られています。

質の良い唾液を出して、健康と美容を保つには一体どうしたらいいのでしょうか?今回は質の良い唾液を出す方法をまとめてみました。

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目次

唾液はなぜ重要なのか?

唾液ってただ口を濡らしてくれるだけじゃないの?と唾液の大切さをあま~く見ているかたも多いと思います。

でもね、唾液ってすごーく大事なんです。口臭対策ネットさんに唾液の働きがまとめられていたので、ご紹介したいと思います。

食べ物を柔らかくして消化を助ける
唾液に含まれるムチンの働きで、食べ物が飲み込みやすくなる
唾液に溶け込んだ成分によって味覚を感じることができる
がんの原因となる活性酸素を分解
口内を中和して虫歯を予防する
口の中に侵入してきたばい菌を殺す
食べかすなどの汚れを洗い流し清潔を保っている
老化を抑える働きがある

参考:https://biiki.ueb-a.com/?p=5799

唾液って本当に大事な働きをしています。それにも関わらず、最近はドライマウス症といわれる口が乾いた状態が常に続いてしまう症状に見舞われる方も多いのだとか。

でも、なぜ口が乾いてしまうのでしょうか?

ドライマウスの原因

ドライマウスの原因として、口臭対策ネットさんに掲載されていた情報をまとめると、ドライマウスにはこんなメカニズムがありそうです。

食べ物をよく噛まない

噛む筋力が低下

唾液腺を刺激しなくなる

唾液がでにくくなる

これは誰にでも起こりうる問題ですね。
この食べ物をよく噛まない以外の原因だと、このようなことも唾液がでない原因として挙げられるそうです。

加齢
ストレス
更年期障害
糖尿病・腎不全などの病気
薬の副作用(抗うつ剤、睡眠薬、降圧剤など)

参考:https://biiki.ueb-a.com/

加齢は誰にでも起こることですが、ストレスや病気なども原因になりえるみたい・・・。怖いですね・・・。

ドライマウス症になると、口の中が常に乾燥している状態なのでいろいろなリスクが発生します。

ドライマウスのこわーいリスク

まず、口が潤っていないということはそれだけ口内環境が乱れやすくなります。

歯周病菌が繁殖し、歯周病になりやすくなる
歯周病菌が繁殖し、肺炎や糖尿病になりやすくなる
免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる
虫歯になったり、舌苔ができやすくなる
口臭がくさくなる

とにかく歯周病菌が増えたり、虫歯菌が増えたり、口の中が乾燥することで菌が増えてしまうんです。

すると、歯周病や虫歯になったり、口がくさくなったりするだけでなく、体中に菌がまわり肺炎や糖尿病にもなりやすくなるといいますから、口は乾燥させちゃいけませんね。

若返りホルモンと唾液の関係

もう一つ、口が潤っていないことで損をすることがわかっています。

そう、唾液の中には別名「若返りホルモン」とも呼ばれる「パロチン」という物質が含まれているそうなんです。このパロチンの効果を調べてみると…こ~んな効果が!

肌や髪を美しく保つ
全身のアンチエイジング
筋肉の強化
消化吸収を助け、ダイエットをサポートする

参考:http://josei-bigaku.jp/ohurohamigaki0587/

そもそも唾液がでにくいドライマウスの場合は、もちろんこのパロチンは出てくれませんし、唾液が出ていたとしてもパロチンが含まれやすい唾液とそうでない唾液があります。

できるなら、パロチンが含まれた唾液をたくさん出したいですね。笑

唾液をたくさん出す方法

自分がドライマウス気味かもしれないと不安になったら、とりあえず唾液をたくさん出す方法を試してみましょう。

水を飲む

唾液を出す基本的な方法としては水分摂取がとても大事です。とはいえ、コーヒーとかウーロン茶、あとは味が濃い飲み物なんかはかえって口が乾くことになる場合もあるんだとか。

やっぱり唾液を出すという面からみてもお水がいちばんなんだなぁ・・・。お水最強説ですな。

水を飲むタイミングは、歯磨き後、食事と食事の間のお腹が空いた頃。そして、寝る前が良いです。

1回に飲む水の量は、コップ1杯程度です。それ以上飲んでもいいですが、これぐらいで充分です。

参考:https://biiki.ueb-a.com/?p=251#i-8

私も口が乾いたなと思ったら、お水を飲むようにしていますが、結構よさそうですよね。

ガムをかむ

これも基本的なことですが、咀嚼することによって唾液腺が刺激をうけて、唾液がでます。だから、噛むことはとても大切。

食事をするときによく噛むのはもちろん、普段からガムをかむようにするのも唾液を出すのに効果的なんです。

若返りやすい唾液をたくさん出す方法

どうせならただ唾液をたくさんだすのではなくて、美容や健康にメリットがある、質の良い唾液をたくさん出したい・・・という方も多いと思います。

そう、先ほどの若返りホルモンのパロチンをできるだけたくさん出すためにはどんなコツが必要なのでしょうか?

パロチンは、リラックスした状態の唾液にたくさん含まれるのだそうです。
(副交感神経が働いているときの唾液は、さらさらとしていてパロチンがたくさん含まれているのだとか)

ということは、寝ているときの唾液も重要だなぁ・・・笑

寝ているときの唾液をコントロールするのはなんか難しそうなので、寝てないときでもパロチンを出しやすい方法をみてみましょう。

お風呂でリラックスしているときは、サラサラの唾液が分泌されやすい状態になっています。そこに歯磨きをすることで、口の中を刺激し、ますますパロチンを含む唾液が出やすくなるのです。

参考:http://josei-bigaku.jp/ohurohamigaki0587/

なーるほど!お風呂で歯磨き!笑 これはちょっと試してみたい唾液の出し方ですね。笑

唾液を出す方法まとめ

唾液は私たち人間の体を守ってくれる、とても大切なもの。
虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、糖尿病や肺炎などの大きな病気も自然と防いでいてくれている可能性があります。

また、若返りホルモンの1つであるパロチンも放出してくれる可能性もあるなんて、やっぱり無視できません。

お水をたくさん飲むこと、食事の際はたくさん噛むことはとても大事ですが、お風呂で歯磨きを試すと、もしかしたら若返りホルモンが多い質の良い唾液を出せるかもしれません。笑

参考にしてみてくださいね!

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

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