この記事で解決できるお悩み
・発酵食品の国家資格はある?
・国家資格と民間資格はなにが違うの?
・国家資格の代わりにとる、信頼性の高いおすすめの民間資格はどれ?
・すでに民間資格を取得した人が、その資格を選んだ理由も知りたい!
この記事では、こんなお悩みを解決します!
発酵食品について学びたいなら、手当たり次第に発酵に関する本を探して読みあさるより、すでに体系的にまとまっている発酵資格をとるほうがおすすめ。
そうアドバイスすると、最初に国家資格を探す方が多いですが、発酵食品や微生物、腸活に関連する国家資格はあるのでしょうか?
そこで今回は、発酵関連の国家資格を徹底調査!
実際に発酵の国家資格が存在するのかどうかはもちろん、国家資格と民間資格の違いや、国家資格の代わりにおすすめできる信頼性の高い民間資格を、まるっとご紹介します。
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この記事を書いた人:
腸活研究家 長谷川ろみ
発酵食品にハマり、ダイエットなしで12㎏減。痩せたことをきっかけに腸を愛でる生活に目覚める。重度の便秘から解放され、腸活研究家として活動開始。今では発酵ライフ推進協会通信校校長を務め、昔の自分と同じ悩みを持つ方に向けて腸や菌のおもしろさを発信中。詳しくはこちら
結論!発酵食品や腸活関連の国家資格は「ない」
結論から言うと、発酵食品・微生物・腸活に関連する国家資格はありません。
現在世に出ている発酵関連の資格は、すべて民間資格です。
うー、残念…。信頼性が高い、発酵の国家資格がとりたかった…。
その気持ちもわかるけど…「国家資格は信頼性が高く、民間資格は信頼性が低い」って考えるのは、ちょっともったいないぞ。
あたりまえかもしれませんが、「信頼性がある=国家資格」というわけではありません。
ここで、国家資格と民間資格の定義の違いを整理してみましょう。
国家資格と民間資格の違い
資格には、国家資格と民間資格があります。
国家資格とは、国の法律に基づいて作られた資格のこと。
民間資格とは、民間団体や協会、公益法人や企業などの民間が独自の審査基準によって作った資格のことです。
国家資格
=国の法律に基づいて作られた資格のこと
民間資格
=民間団体や協会、公益法人や企業などの民間が独自の審査基準によって作った資格のこと
国家資格は、国の法律に基づいて作られてはいますが、違いはそこだけ。
国家資格も、民間資格も、その道のプロの研究者が集まって作る点は同じです。どちらも通常はプロの研究者がいる団体や協会、公益法人や企業などがそれぞれの研究結果やノウハウをまとめ、それをもとに発酵資格が作られます。
そういう意味では、民間資格だから信頼性がないと考えるのは、少し極端かもしれません。
でも、どうしても国家資格のほうが安心…という方のために、ここで少し「管理栄養士」についてご紹介しましょう。
「管理栄養士」と発酵食品の民間資格である「発酵マイスター」や「発酵ライフアドバイザー」は、試験範囲がちょっとだけかぶっていると言われているよ。
国家資格「管理栄養士」で発酵食品は学べる?
管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。
管理栄養士
=厚生労働大臣の免許を受けた国家資格
=主に健康な方を対象にして栄養指導や給食の運営を行う
範囲は全然違うけど…「栄養指導」の中で発酵食品を活用するケースもあるため、管理栄養士と発酵食品は、無関係ではありません。
じゃあ、国家資格の「管理栄養士」をとろうかな!
うーん、でも…発酵のメカニズムが気になる人、発酵食品について勉強したい人には、管理栄養士はあまりおすすめできないんだよなぁ…。
民間の発酵資格を国家資格「管理栄養士」で代用できる?
発酵食品・微生物・腸活に興味がある方が管理栄養士を取得するのは、とても大変です。
国家資格である管理栄養士は、資格取得までの期間は4~5年、その費用も300万円ぐらいからと言われています。
しっ…4~5年??? おまけに、さっ…300万円?????
夜間学校や土日に通える専門学校もないので、管理栄養士を取得すると決めたら社会人の方はまず、仕事を辞めないといけないのも大きなリスク。
それだけのリスクを抱えて通い始めたところで、勉強する範囲もとても広く、発酵食品はそのほんの一部でしかありません。
コスパがいいかって言ったら、良くはないよね…
【管理栄養士国家試験の試験科目】
ア社会・環境と健康
イ人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
ウ食べ物と健康
エ基礎栄養学
オ応用栄養学
カ栄養教育論
キ臨床栄養学
ク公衆栄養学
ケ給食経営管理論
引用:管理栄養士国家試験(厚生労働省)
管理栄養士の国家資格を取るための専門学校では、社会や環境、経営管理論はもちろん、英語や体育や化学など、あまり栄養や発酵とは関係がない科目も学ぶ必要があります。
ええ。体育?!体育はさすがに…非効率すぎるかも…。
だよねぇ…。運動不足は解消するかもしれないけど。笑
日常的に発酵食品を作ったり、メカニズムがが学びたいというモチベーションで、管理栄養士の勉強をはじめてしまうと、お金や時間がかかりすぎて、挫折しやすいでしょう。
一方、民間資格であれば、短時間で効率的に発酵食品のことだけを深く知ることができます。
例えば、発酵資格の中でもプロ向きの仕事に繋がりやすい資格のひとつである、発酵ライフアドバイザーの勉強科目の範囲を見てみると…
【例:発酵ライフアドバイザーの勉強科目】
➀発酵基礎学:「発酵」とは何か
世界の発酵食文化と歴史、発酵のメカニズムを学ぶ。
➁発酵微生物学:「微生物」とは何か
発酵食品を作る上で欠かせない微生物の種類や特色を学び、不安のない発酵食作り・納得のできる発酵食作りを目指す。
➂日本の発酵食:「発酵食」とは何か
日本の発酵調味料の基礎である醤油、味噌、塩麹、甘酒、みりん、酢の醸造を学ぶ。
それぞれの発酵調味料の分類、歴史、醸造方法、発酵のメカニズムを理解し、発酵調味料を見極め、選ぶ力を身に付ける。
➃発酵ライフ学:発酵理論に基づいた発酵食作り
家庭で発酵調味料を作る際のポイントや保存の際の注意点、市販の発酵調味料の選び方など、発酵ライフを楽しく始めるコツを学ぶ。
うん、かなり効率的に「発酵学」や「発酵食品」だけ学べそう。わたしが学びたい発酵知識はまさにこれだ…!
このように国家資格と民間資格には、大きな違いがあるのです。
国家資格と民間資格を簡単に比較すると、以下のとおり。
国家資格 | 民間資格 | |
---|---|---|
勉強する範囲 | 広い・網羅的 | 狭い・専門的 |
実務経験 | 基本的に必要 | 不必要 |
資格取得までの期間 | 5年~ | 1か月~ |
資格取得までの費用 | 300万円~ | 3万円~ |
働きながら取得可能? | 通学が必要 独学だけでは取得不可 | 独学だけで取得できるものもある | 通信講座も多い
わー。300万円と3万円かぁぁ…うーん。
管理栄養士の勉強がとても有益なのは間違いないですが、資格取得までにかかる時間とお金は莫大です。
「日常生活に役立つ範囲で、体にいいこと、栄養のことが知りたい」という方にとっては、かなりコスパが悪いのは否めません。
まずは、チャレンジしやすい民間資格で発酵について勉強し、それでも足りないようであれば国家資格の取得を目指すという方法のほうが、無駄なく必要な知識が得られる可能性が高くなります。
どっちがいいかは人によるので、自分に合うのはどっちか考えてみてね。まずは、コスパのよい民間資格をとりながら考えるというのもひとつの手です。
国家資格は必要ない?民間資格でもお仕事につながるケース
資格は興味を持ったことに対して、体系的かつ効率的に学ぶことができるという意味でとても有益です。
でも、「資格を持っているから、仕事を得られる」という時代ではないというのもほんとのところ。
資格さえとれば、仕事が空から降ってくるなんてことはありません。
逆に簡易な民間資格でも体系的に学んだ発酵知識を活かして、自分で発酵関連のお仕事を始めていたり、資格を取得する時に出会った仲間と一緒に発酵文化の推進活動をはじめている方は多くいらっしゃいます。
発酵ライフアドバイザーのお仲間でも、発酵教室や料理教室の講師になったり、発酵ライターになったり、企業の中で発酵食品の商品開発に関わったり、自分で発酵料理教室やサロンを開業する方なんかも…!いろんな資格の活かし方があります。
代わりにおすすめの発酵民間資格8選
国家資格の代わりにおすすめの民間資格は、以下の8つです。
国家資格の代わりにおすすめの民間資格って、8つもあるのかー
じゃあ、わたしの独断と偏見になっちゃうけど、特におすすめ度が高いものから順番に紹介していくね。
おすすめ!信頼性が高い発酵民間資格ランキング
この中でもさらにおすすめの民間資格は、発酵のプロになることを目標にしている方向けの「発酵マイスター」「発酵ライフアドバイザー」「発酵食エキスパート」、そして趣味資格の中ではかなり信頼性が高いと言われて注目の「発酵食品ソムリエ」の4つです。
発酵食エキスパートは、発酵のプロを目指す人におすすめの民間資格だけど全部取得するまでに結構時間がかかるんです。だったら大学の農学部に通いたい…という人も出てきそうなので、今回の国家資格の代わりの候補資格としては、ちょっとだけランクダウンさせました。
それでは、さらに国家資格の代わりに取りたい発酵資格を深堀していきましょう。
一つずつ見ていきましょう。
発酵ライフアドバイザー(発酵ライフ推進協会)
発酵ライフアドバイザー養成講座は発酵ライフ推進協会が認定・運用する資格です。
発酵ライフ推進協会の理事長を務め、またオンライン校の講師もしている是友 麻希(これとも まき)先生。
是友先生は、ご自身が食や発酵に興味を持ち、さまざまな資格をとったものの、発酵資格の活かし方がわからず苦労した経験から、発酵ライフ推進協会を立ち上げています。
その経験を活かして、ただ発酵資格をとるだけではなく、活かしていくことに注目したカリキュラムやサポート制度を充実させたのが、この発酵ライフアドバイザーです。
講師養成講座が無料で受講できたり、アシスタント体験制度があったり、資格取得者だけのオンラインコミュニティがあったり…発酵資格を活かすためのサポート制度が充実しているという意味で、信頼性が高く、それが国家資格の代わりにおすすめできる理由です。
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 149,600円(税込) |
学習方法 | 通信か通学 |
学習概要 | 発酵全般 特徴:発酵調味料を生活に生かすための実践法と その伝え方に着目したカリキュラム |
学習内容 | ➀発酵基礎学 (乳酸発酵、アルコール発酵、酢酸発酵のメカニズム) ➁発酵微生物学 (微生物の種類や特色) ➂日本の発酵食 (醤油、味噌、塩麹、甘酒、みりん、酢の醸造方法、発酵のメカニズム) ➃発酵ライフ学 (発酵調味料を作る際のポイント、保存の際の注意点、発酵調味料の選び方) |
学習動画教材 | あり(動画アーカイブ) ※通信の場合 |
学習期間 | 約1週間(通信の場合) ※約7.5時間の動画視聴 |
サポート期間 | 12か月 |
試験会場 | オンライン受験 |
試験日程 | 受講期間中ならいつでもOK (合格するまで何度でも受験可) |
合格基準 | 約70%以上(180点/250点) |
年会費 | 12,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | 無料再受講制度、講師養成講座の無料受講、 アシスタント体験制度、カリキュラム企画買取制度、 オンラインコミュニティ、月1勉強会&イベント 定例会(数か月に1回)ほか |
発酵のプロを目標にする3つの資格の中では、いちばんサポート制度が多いのに、価格も安いのがびっくり!お得感があります。
「発酵ライフアドバイザー」の特徴
・合格したら、オンラインコミュニティに参加し、継続的に勉強会に参加可能
・プロフェッショナル合格後は認定講師・講座プランナー・商品プランナー・発酵研究員のいずれかの進路を選択!
・協会が「発酵ライフ」をサポートするので、いろんなチャンスあり?!
「発酵ライフアドバイザー」の仕事例
発酵ライフアドバイザーを取得された方は、どんなお仕事をしているのでしょうか?Twitterからチラ見してみましょう。
料理研究家や講師としてデビューしたり、雑誌や地方紙、テレビなどに出演したり、活動の方向性がみんな違っておもしろいですね。…こんなことを言ってる私も、発酵メディアの編集長をしてるしなぁ…。
「発酵ライフアドバイザー」の資格取得理由
天然酵母パン教室を主宰しています。自家製酵母パンは旬のくだものや、野菜などを瓶の中でぷくぷくと発酵させて種を作るのですが、その発酵のメカニズムを知りたくて発酵ライフアドバイザーを学びました。
引用:https://hakkolife.com/after_license/interview
もともと発酵系のお店をされていた方もいますが、家族の健康を守るための基礎知識として学ばれる方もいます。
発酵を体系的に勉強したくなったら…
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発酵マイスター(日本発酵文化協会)
発酵マイスターは、一般社団法人・日本発酵文化協会が認定する、発酵資格です。
一般社団法人・日本発酵文化協会は、発酵に関連する協会の中でも歴史が古く、その設立はなんと2012年。
他の発酵資格よりも歴史が古いという意味では、信頼性が高いと言えます。
歴史が長いため、芸能人や有名人の中にも取得者が多いという特徴があります。
受講条件 | ベーシック講座4科目を 受講済みであること |
受講費用 | 202,400円(税込) 内訳: 176,000円(税込) +ベーシック講座4科目26,400円 |
学習方法 | 通信か通学 |
学習概要 | 発酵全般 特徴:日本各地の発酵食の試食や地域性に着目したカリキュラム |
学習内容 | ➀発酵とは、発酵と腐敗、発酵⾷品の歴史 ➁発酵⾷品の魅⼒、微⽣物の分類、発酵菌(細菌・酵⺟・カビ)、発酵⾷品における三⼤発酵 ➂発酵を抑える五⼤要素、栄養素 ➃醤油・味噌・清酒・⾷酢・みりん・塩麹・甘酒・納豆(種類・歴史・製造⽅法・効果) ➄⽇本各地の発酵⾷品 (鮒鮓、鰹節、かんずり、久寿餅、チーズ) |
学習動画教材 | あり(ライブ) |
学習期間 | 4日間(通信の場合) ※日時固定のZoom講義 |
サポート期間 | 12か月 |
試験会場 | 東京会場かオンライン受験 |
試験日程 | あらかじめ決められた日程のみ |
合格基準 | 非公開 |
年会費 | 10,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | 無料再受講制度、定例会(数か月に1回)ほか |
歴史があるので信頼性が高いのは間違いないのだけど、その分受講費がちょっとお高め…。信頼性>コスパで資格を選びたい方にはおすすめです。
「発酵マイスター」の特徴
・受講費用はちょっとお高めだけど、歴史と伝統があり、信頼性が高い
・歴史と伝統があることから、芸能人の取得者が多い
「発酵マイスター」の仕事例
発酵マイスターを取得された方は、どんなお仕事をしているのでしょうか?Twitterからチラ見してみましょう。
料理研究家さんが多いイメージがあるなぁ…歴史があるから、芸能人の取得者も多いですよ。
「発酵マイスター」の資格取得理由
実は、発酵マイスターの資格取得前に、オンラインで別の発酵の資格を学んでいました。受講価格は発酵マイスターよりもリーズナブルでしたが、映像を見ながら勉強する方法は、私には合いませんでした。その点、発酵マイスターは、発酵の知識を体系的に学ぶことができ、発酵の仲間を作ることができ、私には最適でした。資格取得後、より発酵のことが好きになったと実感しています。
引用:https://hakkou-kurashi.com/archives/15
\ 試食やランチで発酵を舌から学ぼう(*´▽`*) /
実際にわたしが発酵マイスターをとった時の体験談は、以下の記事にまとめたよ。
発酵食品ソムリエ(ユーキャン)
発酵食品ソムリエは、NPO法人発酵文化推進機構が認定し、ユーキャンが運営している資格講座です。
発酵を趣味にする資格の中では、信頼性がいちばん高いと言っても過言ではありません。
その理由は発酵分野で権威のある学者、小泉武夫(こいずみ たけお)先生が監修した教材の充実度。
発酵食品や発酵学について体系的に学ぶことができる、質の良いテキストを探している方は、本屋さんで数十冊の本を買いあさるよりも、発酵食品ソムリエのテキストを買って学んだほうが数十倍も効率的です。
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 32,780円(税込) |
学習方法 | 通信のみ |
学習概要 | ・発酵食品の歴史 ・発酵食品の作り方 |
学習内容 | 発酵の仕組みや発酵をもたらす微生物 世界の発酵食品の歴史、製法、健康効果 健康発酵レシピ |
学習動画教材 | あり(DVD) |
学習期間 | 3か月 |
サポート期間 | 6か月 |
試験会場 | 在宅試験 |
試験日程 | 受講期間中ならいつでもOK (最大3回まで受験可) |
合格基準 | 70%以上 |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
「発酵食品ソムリエ」の特徴
・通信講座・生涯学習のユーキャンが運用
・32,000円で資格が取得できるのは、かなり低コスト
・東京農業大学名誉教授の小泉武夫先生が理事長を務める「NPO法人 発酵文化推進機構」が監修
「発酵食品ソムリエ」の仕事例
そもそも発酵食品ソムリエは、発酵を仕事にするための資格ではないので、資格をとったら終わりで、サポート制度やコミュニティは特にありません。でも…
もともとお店をされていた店主の方が「発酵食品ソムリエ」をとって知識を高めるのはもちろん、発酵食品ソムリエとしてお店を構える方もいます!…なんとなくソムリエって響きがキャッチーなんだよね。笑
「発酵食品ソムリエ」の資格取得理由
低価格なので、仕事につなげるつもりがなくても、新たな趣味として気軽に始められます。特にコミュニケーションをとりたいという希望がなければ、自分のペースで独学しやすいのもかなりよいポイント!
\質の良い教材を低コストで探しているならコレ(*´▽`*) /
発酵食エキスパート(株式会社ウーマンスタイル)
発酵食エキスパート資格は、株式会社ウーマンスタイルが運営し、発酵食大学が認定する資格です。
発酵食エキスパート3級、2級、1級と3段階に分かれていて、通信講座の受講が完了すると発酵食エキスパート3級が取得できます。
2級と1級はオンラインだけでは取得できず、2級は半年間発酵食大学へ、1級は1週間大学院へ通学が必要な期間があります。
本当の大学と同じように、同じことに興味を持っている仲間と学べる時間はかなり有意義だと評判です。
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 301,230円(税込) ※1級通学+2級+3級をすべて受講する場合 |
学習方法 | 通信か通学(一部通学必須) |
学習概要 | 発酵全般 特徴:発酵調味料を生活に生かすための実践法や 地域の発酵文化(蔵めぐりなど)に着目したカリキュラム |
学習内容 | 3級:発酵食を暮らしに活かす知恵を取得し、 食生活で実践できる(通信部の受講が必要) 2級:発酵食を暮らしに活かす知恵と実践法を実践できる (発酵食大学/認定校を修了) 1級:発酵食を暮らしに活かす良さと実践法を伝えられる (大学院を修了) |
学習動画教材 | 3級:あり(ライブ+アーカイブ) 2級:通学 1級:通学ORオンライン |
学習期間 | 3級:6か月 2級:6か月 1級:2か月 |
サポート期間 | 在校期間と同じ |
試験会場 | 3級:在宅(Web試験) 2級:在宅(Web試験) 1級:金沢 |
試験日程 | カリキュラム受講後に以下の受験資格を満たしたら受験 3級:通信部受講済 2級:発酵食大学6割の出席 1級:発酵食大学院必要単位の取得 |
合格基準 | 80%以上 |
年会費 | 3級:5,500円 2級:8,800円 1級:11,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
「発酵食エキスパート」の特徴
・大人がもう一度食を学び、楽しむことができる「大学」というコンセプト
・3級から1級まですべて取得すると1年以上かかるので、発酵の世界にどっぷりつかりたい人にはおすすめ
・座学だけでなく、蔵見学やグループワークが多いので、発酵好きな人との人脈ができる
「発酵食エキスパート」の仕事例
発酵食エキスパートは、発酵資格の中でも料理家やフードコーディネーターなど、お料理の腕をさらに磨かれる方が多い印象があります。
「発酵食エキスパート」の資格取得理由
お仕事にするというよりも、学び自体に興味がある方がとても多い印象があるのが、発酵食エキスパートです。
\ もはや発酵の大学!本気の人だけが選ぶ道 /
発酵ライフアンバサダー(発酵ライフ推進協会)
発酵ライフアンバサダー養成講座は、発酵ライフ推進協会が認定・運用する資格です。
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 33,000円(税込) |
学習方法 | 通信のみ |
学習概要 | ・発酵とは? ・発酵食品の健康効果 ・酵素のしくみや役割 |
学習内容 | ・発酵のメカニズム1、2 発酵って何? 発酵食品はなぜ体にいいの?そんな疑問を解決。 ・発酵酵素学1、2、3 酵素って何? 発酵食は加熱すると死んでしまうの?発酵食における酵素の役割を学ぶ。 |
学習動画教材 | あり(動画アーカイブ) |
学習期間 | 1か月 |
サポート期間 | 12か月 |
試験会場 | オンライン受験 |
試験日程 | 受講期間中ならいつでもOK (合格するまで何度でも受験可) |
合格基準 | 60%以上 |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
\ みんなの発酵博士になりたい人におすすめ(*´▽`*) /
発酵食スペシャリスト(がくぶん)
発酵食スペシャリストは、一般社団法人ホールフード協会が認定し、がくぶんが運用する資格です。
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 39,900円(税込) |
学習方法 | 通信のみ |
学習概要 | ・発酵食品の作り方 ・発酵食品の選び方 |
学習内容 | 発酵食の基礎知識 発酵食レシピ 発酵食でつくるヘルシーライフ |
学習動画教材 | あり(DVD) |
学習期間 | 4か月 |
サポート期間 | 無料で6ヶ月延長可 (実質10ヶ月) |
試験会場 | ー |
試験日程 | ー |
合格基準 | ー |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
\ 通信の料理教室を探している人におすすめ(*´▽`*) /
発酵食品マイスター(日本安全食料料理協会)
発酵食品マイスターは、日本安全食料料理協会が認定する資格です。
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 10,000円(税込) |
学習方法 | 独学 |
学習概要 | ・発酵調味料の種類と効果 ・日本の発酵食品 |
学習内容 | 主な日本の発酵食品 醤油、味噌、納豆の種類・製造方法・効果 甘酒、塩麹の製造方法と効果 ぬか漬けの効果 酢の効果と食以外の酢の利用 |
学習動画教材 | ー |
学習期間 | 約2-6ヶ月 ※完全独学のため個人差あり |
サポート期間 | ー |
試験会場 | 在宅試験 |
試験日程 | 年に6回(2ヶ月ごと) |
合格基準 | 70%以上 |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
発酵食健康アドバイザー(日本インストラクター技術協会)
発酵食健康アドバイザーは、日本インストラクター技術協会が認定する資格です。
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 10,000円(税込) |
学習方法 | ー |
学習概要 | ・発酵とは? ・発酵食品の歴史 ・発酵関連の微生物 |
学習内容 | 発酵の概要、発酵と腐敗、発酵の種類、発酵食品と歴史 発酵に関わる微生物(乳酸菌、酢酸菌、納豆菌、酪酸菌、酵母菌) 発酵食品における主な発酵 発酵食品と酵素、発酵を抑えるための要素 |
学習動画教材 | ー |
学習期間 | 約2-6ヶ月 |
サポート期間 | ー |
試験会場 | 在宅試験 |
試験日程 | 年に6回(2ヶ月ごと) |
合格基準 | 70%以上 |
年会費 | ー |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
さあ、あなたに合うのは8種類の発酵資格のどれだった?決められなかった人は、もう一度目次にもどって探してみてね。
まとめ:発酵食品の国家資格はない!代わりにおすすめの民間資格8選
結論から言うと、残念ながら発酵食品・微生物・腸活に関連する国家資格はありません。
発酵食品・微生物・腸活に関する資格は、すべて民間資格です。
ほんの一部だけですが、発酵食品が含まれる国家資格として「管理栄養士」あります。
しかし、国家資格である管理栄養士は、資格取得までの期間は4~5年、その費用も300万円ぐらいから。
夜間学校や土日に通える専門学校もないので、社会人の方が資格を取得しようとすると、大きなリスクを伴います。
まずは、自分が100%興味を持つことができる範囲が狭い民間資格を取ってみて、実際にいろんな活動を始めてみましょう。
それでもなお管理栄養士などの国家資格が必要であれば、その後に取得を目指しても遅くありません。
民間資格でもお仕事につなげている人が多いおすすめの資格をランキングにしてご紹介したのがこちらです。
参考にしてみてね。