【この記事で解決できるお悩み】
・発酵食品に関わる仕事には、なにがあるの?
・発酵食品に関わる仕事に役立つ資格をおしえて!
この記事では、こんなお悩みを解決します!
世界中で注目されている発酵食品。グローバルインフォメーションの市場調査レポートによると、世界の発酵食品の市場規模は、年平均成長率5.7%が見込まれています。
日本国内でも発酵食品の人気は右肩上がりで、「発酵食品に関わる仕事がしたい!」という声も、よく聞かれるようになりました。
そこで今回は、発酵食品に関わる仕事や資格を徹底解説!
わたしが発酵食品の推進活動を始めるためにとった資格や、発酵食品の仕事についている先輩たちの経験談もあわせてご紹介します。
発酵食品が好きで、発酵食品に関連する仕事や社会活動をしてみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてね。
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この記事を書いた人:
腸活研究家 長谷川ろみ
発酵食品にハマり、ダイエットなしで12㎏減。痩せたことをきっかけに腸を愛でる生活に目覚める。重度の便秘から解放され、腸活研究家として活動開始。今では発酵ライフ推進協会通信校校長を務め、昔の自分と同じ悩みを持つ方に向けて腸や菌のおもしろさを発信中。詳しくはこちら
発酵食品に関わる仕事
発酵食品関連の仕事がしたいけど、大学で農学や醸造学を学んでないと無理だよね?
いやいや、そんなことはないです。だれでもチャンスはあるよ!
発酵食品に関わる仕事は、ひとつだけではありません。
みなさんの状況やこれまでに獲得したスキル、そしてこれから得られる資格を踏まえて、自分ならどんな仕事の仕方があるか考えてみましょう。
これから専門学校または大学などに通って、発酵の知識や資格を得ることを想定している学生さんや、もう一度就職活動をやりなおすために退職する覚悟がある社会人の方には1~2がおすすめです。
一方、すでに別の仕事をしていて、その仕事をすぐ辞めるつもりはない社会人には、3~6の仕事がおすすめです。
ひとつずつ見ていきましょう。
醸造・発酵技術者になる
醸造・発酵技術者は、発酵食品に深く関わることができる、いわば「発酵界の花形」ともいえる仕事!
日本酒や醤油、味噌、酢、みりん、甘酒、漬物、納豆など、日本にはたくさんの発酵食品があります。
これらの伝統的な発酵食品を自分の手で1から作ることができる技術を持つ方は、そんなに多くありません。
その技術を身につけて、発酵食品関連の仕事を得るのが、一つ目の方法です。
あこがれのお仕事です!学生のころは、まだ発酵菌のことあんまり知らなかったんだよなぁ…
おいしい発酵食品を作るためには、微生物やバイオテクノロジー、醸造などの知識やスキルはもちろん、発酵食品を作る製造管理のための醸造技術や実務経験も必要です。
醸造・発酵技術者になりたい人は、高校を卒業した後に、大学か専門学校でバイオテクノロジー(醸造学など)を学び、その後、研究機関やメーカー、味噌蔵・酒造などの研究職・技術職としてキャリアを開始するのが一般的です。
発酵の人気漫画「もやしもん」の主人公たちは「農学部」出身!菌のおもしろさとかわいさを感じられる漫画です。まだ読んだことがない方は、要チェック!
必要な知識
醸造・発酵技術者になるために必要な知識は、例えばこんなもの。
生化学
微生物学
麹菌学
食品化学
清酒学
食品保蔵学
応用酵素学 など
引用:東京農業大学醸造化学科カリキュラム資料から一部抜粋
バイオテクノロジーの知識や技術全般を学び、微生物の働きを熟知した人だけが醸造・発酵技術者になることができます。
ひゃーあこがれー---。今からもう一度大学に行くなら、バイオテクノロジーを学びたいな。
有利な資格
「バイオ技術者認定試験」は、醸造・発酵技術者として就職する時に、有利になる資格として有名です。
バイオ技術者認定試験 詳しく見る>
=NPO法人日本バイオ技術教育学会が主催する、日本で最も歴史の長いバイオ技術関連の民間資格
=バイオ技術関連の仕事、就職、キャリアアップに活用できる数少ない資格
=出題分野は、基礎生物学、基礎化学、遺伝・育種、食品・微生物、植物、バイオ実験技術の6分野
=2020年度の合格率は初級A81.5%、初級B77.2%、中級76.1%、上級51.3%
バイオ技術者認定試験は、バイオテクノロジーを学んでいる学生さんが目指す資格です。
バイオ技術者認定試験は、醸造・発酵技術者になりたい人が自分の技術を広く証明できる数少ない資格で、就職活動に有利に働く可能性があると言われています。
その他、発酵食品関連の仕事の種類によっては、こんな資格も就職に有利に働く可能性があります。
➀発酵食品工場などで働く場合
危険物取扱者
=消防法で定められている燃えやすい危険物を業務で取り扱える国家資格
ボイラー取扱者
=ボイラーなどについての運転・停止業務ができる国家資格
特定化学物質等作業主任者
=特定の化学物質を取り扱う作業に労働者を従事させることができる国家資格
毒物劇物取扱責任者
=毒物や劇物を取り扱う場合に管理ができる国家資格
有機溶剤作業主任者
=作業に用いる有機溶剤を取り扱う場合に管理ができる国家資格
➁店舗などで働く場合
食品衛生責任者
=食品を取り扱う施設で必ず所有者がいなければならない公的資格
=食中毒や食品衛生法の違反を犯さないように注意する役割を持つ
食品衛生責任者はわたしも受講したことがあるよ!隣に座っていた人と少し話したんだけど、飲食店の店長さんでした。いろんな人がとりに来ています。
発酵食品メーカーに勤める(転職する)
もうひとつ発酵食品に深くかかわりたいなら、発酵食品メーカーに勤める方法があります。
日本酒や醤油、味噌、酢、みりん、甘酒、漬物、納豆などの発酵食品を製造しているメーカーで、会社員として働きます。
この場合は、技術職だけでなく、営業、企画、マーケティングなどの様々な職種がありますので、醸造・発酵技術者よりは、発酵食品関連の仕事をするチャンスが多くなります。
醸造学部の専門知識がなくても、さらに理系ではなく文系だったとしても、就職できる可能性があります。
必要な知識
発酵食品メーカーに勤めるための、独自の知識は特にありません。
職種によって、営業、企画、マーケティング、法務、財務など、一般企業と変わらず、たくさんの職種があるので、職種に合わせた専門知識が必要になります。
有利な資格
発酵食品メーカーに勤めるための、独自の資格も特にありません。
職種によって、営業、企画、マーケティング、法務、財務など、一般企業と変わらず、たくさんの職種があるので、職種に合わせた資格があると有利になります。
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料理研究家になる
3つ目の仕事は、料理研究家です。
料理研究家には、特に資格は必要ありません。
「わたしは料理研究家です」と言ってしまえば、今日から料理研究家です。笑
料理を研究したい人であればだれでも目指し、名乗ることができます。
料理研究家
=料理について研究する人
料理研究家の主な仕事は、独自のレシピ開発です。
テレビや雑誌、書籍などのメディアで独自のレシピを発表し、またその作り方を教える活動をするのが一般的です。
料理研究家の有名人には、レシピ本が次々とミリオンセラーになっている栗原はるみさんや、独創的なレシピが話題となり、タレントとしても人気がある平野レミさん、そして最近はYoutuberとしても人気のリュウジさんなどがいらっしゃいます。
企業内で料理研究家として働いている人もいますが、フリーランスの方も多い印象がありますね。
必要な知識
料理研究家になるための独自の資格はありません。そのため、料理研究家になる方法や経緯もさまざまです。
・専業主婦から料理研究家になる
・調理師や栄養士を経て、料理研究家になる など
厚生労働大臣から養成施設として指定されている専門学校に進むと、調理師や栄養士の免許が取得できます。
一般的には、調理師や栄養士の仕事を経てから「料理研究家」を名乗る人が多い印象がありますが、素晴らしいアイデア1本で有名になる、専業主婦出身の方もちろんいらっしゃいます。
結局、実力・アイデア勝負かも?!
有利な資格
料理研究家になるために有利な資格には、こんなものがあります。
栄養士
管理栄養士
フードコーディネーター資格認定試験
フードスペシャリスト資格認定試験 など
栄養士や管理栄養士は、厚生労働大臣から養成施設として指定されている専門学校に平日フルタイムで通学する必要があります。(通信講座や土日のみの学校はありません)
社会人になってからだと、仕事を辞めないと通えないケースが大半のため、ハードルは高めです。
社会人から栄養士や管理栄養士をとるのが難しい場合に、フードコーディネーター資格認定試験やフードスペシャリスト資格認定試験を受けて、体系的に基礎知識を学ぶ人も多いですよね。
発酵教室を開業する
4つ目の仕事は、発酵教室を開業・主宰する方法です。
発酵教室には、以下の2つのタイプの教室があります。
1:発酵食品の仕込みを教える教室
味噌づくり、醤油づくり、塩麹づくり、甘酒づくり、醤油麹づくり、発酵調味料づくり(コチュジャン、豆板醤など)など発酵食品を1から一緒に作る教室
2:発酵料理を教える教室
塩麹・醤油麹・甘酒・味噌をつかった発酵食料理を一緒に作る教室
発酵教室は、料理教室の一種であることには間違いありませんが、発酵食品に特化しています。
普通の料理教室はレシピが体系化されているところが多いのですが、発酵教室は講師が独自のこだわりのレシピをもとに、教えてくれるケースも多く、個性的な教室が多い印象があります。
例えば、ローフードを多く使ったり、白砂糖の代わりに甘酒を使うこだわりのレシピを教えてくれたり…子ども向けの味噌づくり教室があったり…みなさんのおうちの近くにも、個性的でおもしろい教室があるかも?!
必要な知識
料理研究家と同じく、発酵教室を開業・主宰する際に必要な独自の資格はありません。
そのため、発酵教室を開業・主宰する方法や経緯は、人それぞれ違います。
一般的に発酵教室を開業・主宰する際に必要な知識は、以下のとおりです。
微生物の働きや特徴・種類
発酵や酵素のメカニズム
発酵食品の歴史
発酵食品の健康効果
発酵食品の作り方・選び方
発酵食品の伝え方
スクール経営と運営、税制など
スクール経営企画とマーケティング(集客法など)など
微生物学や発酵学の知識はもちろん、それらを伝える技術が必要です。
そして、スクール経営、企画、マーケティングなどの自営業者や起業家としての一般知識も必要です。
個人で発酵教室をいきなり開業するのは勝手がわからなくて難しいから、まずは資格を取得して講師として経験を積んだり、「認定校」という形でノウハウを引き継ぎながら始めるケースも多いですね。
有利な資格
発酵教室の開業サポートがある資格には、「発酵ライフアドバイザー養成講座」や「発酵マイスター養成講座」があります。
発酵ライフアドバイザー養成講座 詳しく見る>
=基本的な発酵や微生物に関する知識のほか、伝え方も学ぶことができる
=無料の講師養成講座を受けて、自宅などで発酵教室を開講できる
=講師練習用のアシスタント体験制度で、実務を体感することができる
発酵マイスター養成講座 詳しく見る>
=発酵マイスターを取得し、その上位資格である発酵プロフェッショナルを取得後、さらに協会と別途契約を締結することにより、認定校(但し、認定講師資格取得後)または加盟店に加入することができる
「発酵ライフアドバイザー養成講座」や「発酵マイスター養成講座」についての詳細は、こちらの記事も見てね。
発酵食品関連のインフルエンサーになる
5つ目の仕事は、発酵食品関連のインフルエンサーになる方法です。
インフルエンサーとは、主にSNSやブログなどの情報発信可能なメディアを持ち、そこで情報発信することを仕事にしている人のこと。
発酵関連企業(クライアント)からPR案件を受注することもあり、コラボ商品の開発等も行うことがあります。
例えば、本メディアで以前インタビューさせていただいた、納豆インフルエンサーのすずまゆさんも発酵食品関連のインフルエンサーのひとりです。
自ら「インフルエンサー」と名乗っていなくても、定期的にイベントを開催して収益を得ていたり、インスタグラマーやYoutuber、ブロガーとして収益を得ている人も多く存在します。
インフルエンサーってちょっと定義があいまいかも…?これまでにご紹介した「料理研究家」や「発酵教室の主宰者」と兼任している場合も多いよ。
必要な知識
料理研究家や発酵教室経営者と同じく、発酵食品関連のインフルエンサーも独自の資格はありません。
そのため、インフルエンサーになる経緯は、人それぞれ違います。
一般的に発酵食品関連のインフルエンサーになる際に必要な知識は、以下のとおりです。
微生物の働きや特徴・種類
発酵や酵素のメカニズム
発酵食品の歴史
発酵食品の健康効果
発酵食品の作り方・選び方
発酵食品の伝え方
SNSやWEBに関する基本知識
WEBライティング・ディレクション
デジタルマーケティング・プランニング
エンターテインメントや芸術に関する知識
演者としてのスキルや人間的な魅力
自営業者としての経営、税制など
料理研究家や発酵教室経営者に必要な知識に加えて、SNSやWEB、エンターテインメントに関する知識も必要です。
わ~…どんどん必要な知識が増えていく…。おもしろそうだけど大変そう?!
有利な資格
発酵知識の伝え方や演者としての練習ができる資格には、以下があります。
発酵ライフアドバイザー養成講座 詳しく見る>
=基本的な発酵や微生物に関する知識のほか、伝え方も学ぶことができる
=講師養成講座が無料で受けられる/講師練習用のアシスタント体験制度がある
発酵の「伝え方」が学べる講座は、実はめずらしいんですよね…
また、SNSやデジタルマーケティングの知識が体系的に学べる資格には、以下があります。
SNSエキスパート検定 詳しく見る>
=SNS活用に必要な用語、概念、考え方、注意点といった基礎的な知識を総合的に判定する検定試験
マーケティング・ビジネス実務検定 詳しく見る>
=マーケティング実務の知識を総合的に判定する検定試験
SNSの勉強も重要!基礎知識を体系的に学ぶために資格を利用する手もあるぞ。
「発酵食品×得意なこと」で事業を作り、起業する
6つ目の仕事は、「発酵食品×得意なこと」で事業を作り、起業する方法です。
まずは自分が得意なことを整理する必要があるよね。
これから大学の醸造学科などを選択する学生と違い、社会人ならだれでもこれまでの経験から培ってきた「得意なこと」があるはずです。
これまでの自分の経験を振り返り、自分には何ができるのか整理してみると、思いもよらないビジネスアイデアが生まれるかもしれません。
例えば、本メディアで以前インタビューさせていただいた、ウンログ株式会社の田口社長は、得意だったWEB企画×腸活を掛け合わせて、腸活アプリの開発をしたことが起業のきっかけです。
必要な知識・有利な資格
起業に独自の資格はありません。
必要なのは、発酵食品に関する必要最低限の知識、自分の得意なことに関する知識、そしてほんのちょっとの勇気と行動力だけ。
思い浮かぶアイデアがある人は、まず行動、そして失敗を繰り返すこと!ぜひ、チャレンジしていきましょう!
発酵を体系的に勉強したくなったら…
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発酵食品に関わる資格
好きな発酵食品を仕事にする方法は、無限にあります。
もちろん、王道なのは大学や専門学校で醸造・発酵技術者になるために必要な知識を学ぶことですが、高校生のうちから、自分がやりたいことが分かっていて、ぶれない人は多くないでしょう。
社会に出てから発酵食品の魅力に取りつかれ、発酵食品に関連する仕事や副業、社会貢献がしたいと思う方のほうが圧倒的に多いのです。
わたしも学生の時は、まだ発酵菌の面白さに気が付いていませんでした…!
大学や専門学校に入りなおす方法も、もちろんとてもよい方法のひとつですが、莫大な時間とお金がかかります。
莫大な時間とお金をかけるのがもったいないと思う方は、発酵食品に関する必要最低限の知識を短期間・低コストで身につけるために資格をとりながら、どんどん行動して、経験の中で学んでいくのがおすすめです。
発酵資格の中でも、発酵関連のお仕事がしたい方におすすめなのは、以下の3つです。
ひとつずつ見ていきましょう。
発酵ライフアドバイザー(発酵ライフ推進協会)
発酵ライフアドバイザー養成講座は、発酵ライフ推進協会が認定・運用する資格です。
発酵ライフアドバイザーの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 149,600円(税込) |
学習方法 | 通信か通学 |
学習概要 | 発酵全般 特徴:発酵調味料を生活に生かすための実践法と その伝え方に着目したカリキュラム |
学習内容 | ➀発酵基礎学 (乳酸発酵、アルコール発酵、酢酸発酵のメカニズム) ➁発酵微生物学 (微生物の種類や特色) ➂日本の発酵食 (醤油、味噌、塩麹、甘酒、みりん、酢の醸造方法、発酵のメカニズム) ➃発酵ライフ学 (発酵調味料を作る際のポイント、保存の際の注意点、発酵調味料の選び方) |
学習動画教材 | あり(動画アーカイブ) ※通信の場合 |
学習期間 | 約1週間(通信の場合) ※約7.5時間の動画視聴 |
サポート期間 | 12か月 |
試験会場 | オンライン受験 |
試験日程 | 受講期間中ならいつでもOK (合格するまで何度でも受験可) |
合格基準 | 約70%以上(180点/250点) |
年会費 | 12,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | 無料再受講制度、講師養成講座の無料受講、 アシスタント体験制度、カリキュラム企画買取制度、 オンラインコミュニティ、月1勉強会&イベント 定例会(数か月に1回)ほか |
発酵ライフアドバイザーの通信講座では、発酵の基礎や微生物学などの学問的な知識を習得した上で、日本食の基本である発酵調味料の醤油、味噌、塩麹、甘酒、みりん、酢について、深く勉強します。
ここまではよくある発酵資格と同じなんだけど…ここから先が発酵関連のお仕事がしたい方におすすめの理由!
発酵ライフアドバイザーの特徴は、自分の知識を増やすためだけでなく、第三者に伝えることも想定して作られたカリキュラムであること。
発酵を学びたい初心者がよくする質問や注意点、発酵食品を作るコツなども整理して学べるようになっています。
さらに、通信講座の場合は申し込みから365日、いつでもどこでもアーカイブ動画の視聴が可能。内容を学ぶためではなく、講師の伝え方を参考にするためにも動画教材が使えます。
発酵学を学ぶ教材でありながら、自分の周りの人に知識を伝える時の「伝え方」を学ぶ教材にもなっているの。
資格取得後の仕事や活動のサポートが充実しているので、卒業後の満足度も高いという特徴があります。
無料再受講制度
講師養成講座の無料受講
アシスタント体験制度
カリキュラム企画買取制度
オンラインコミュニティ、月1勉強会&イベント 定例会(数か月に1回)ほか
私は資格をとったら終わりじゃなくて、継続的に学ぶチャンスがあるところも気に入って、「発酵ライフアドバイザー」を取得しました!
発酵ライフアドバイザーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
無料講師養成講座など、取得後のサポート制度が豊富 オンラインコミュニティがあるので仲間を作りやすい 仕事につながる資格の割には価格が安くコスパが良い | 取得費用が高額(約15万円) 年会費を払わないと資格の維持ができない 歴史が浅いので取得者がまだ少ない |
仕事につながりやすい発酵資格なら、発酵ライフアドバイザー1択?!
発酵を体系的に勉強したくなったら…
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発酵マイスター(日本発酵文化協会)
発酵マイスター養成講座は、一般社団法人日本発酵文化協会が認定・運用する資格です。
発酵マイスターの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | ベーシック講座4科目を 受講済みであること |
受講費用 | 202,400円(税込) 内訳: 176,000円(税込) +ベーシック講座4科目26,400円 |
学習方法 | 通信か通学 |
学習概要 | 発酵全般 特徴:日本各地の発酵食の試食や地域性に着目したカリキュラム |
学習内容 | ➀発酵とは、発酵と腐敗、発酵⾷品の歴史 ➁発酵⾷品の魅⼒、微⽣物の分類、発酵菌(細菌・酵⺟・カビ)、発酵⾷品における三⼤発酵 ➂発酵を抑える五⼤要素、栄養素 ➃醤油・味噌・清酒・⾷酢・みりん・塩麹・甘酒・納豆(種類・歴史・製造⽅法・効果) ➄⽇本各地の発酵⾷品 (鮒鮓、鰹節、かんずり、久寿餅、チーズ) |
学習動画教材 | あり(ライブ) |
学習期間 | 4日間(通信の場合) ※日時固定のZoom講義 |
サポート期間 | 12か月 |
試験会場 | 東京会場かオンライン受験 |
試験日程 | あらかじめ決められた日程のみ |
合格基準 | 非公開 |
年会費 | 10,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | 無料再受講制度、定例会(数か月に1回)ほか |
発酵マイスター養成講座は、発酵の基礎や微生物学などの学問的な知識を習得した上で、日本食の基本である発酵調味料の醤油、味噌、塩麹、甘酒、みりん、酢について、深く勉強します。
ここまではよくある発酵資格と同じなんだけど…ここから先が発酵関連のお仕事がしたい方におすすめの理由!
発酵マイスター養成講座がすごいのは、特に通学講座です。
4日間の講義の中で毎日提供される発酵ランチは、それもちゃんと実技科目として認識されていて、発酵食のおいしさを自分の舌で体感することができます。さらに、地方の珍しい発酵食品の試食も豊富で、体験することを重視する講義になっています。
発酵をお仕事にするにあたって、経験は大きな武器になります。
こんなにたくさんの発酵食品を試食しようと思ったら、日本全国を何か月も飛び回らないと食べられないものも、講義の中でひととおり試食ができるので、一気に発酵のプロとして経験値が上がります。
発酵マイスターのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
歴史があるので知名度が高い 地方の発酵食品を一通り試食可能 取得後も勉強&情報を収集する機会がある | 取得費用が高額(約20万円) 年会費を払わないと資格の維持ができない 講座や試験の日時が固定で忙しい人は取得が難しい |
お値段がお高めなのがちょっと悩んじゃうポイントだけど、通学派の人にはおすすめ!
\ 試食やランチで発酵を舌から学ぼう(*´▽`*) /
発酵食エキスパート(株式会社ウーマンスタイル)
発酵食エキスパート資格は、株式会社ウーマンスタイルが運営し、発酵食大学が認定する資格です。
発酵食エキスパートの学習内容・試験内容・費用等
受講条件 | だれでもOK |
受講費用 | 301,230円(税込) ※1級通学+2級+3級をすべて受講する場合 |
学習方法 | 通信か通学(一部通学必須) |
学習概要 | 発酵全般 特徴:発酵調味料を生活に生かすための実践法や 地域の発酵文化(蔵めぐりなど)に着目したカリキュラム |
学習内容 | 3級:発酵食を暮らしに活かす知恵を取得し、 食生活で実践できる(通信部の受講が必要) 2級:発酵食を暮らしに活かす知恵と実践法を実践できる (発酵食大学/認定校を修了) 1級:発酵食を暮らしに活かす良さと実践法を伝えられる (大学院を修了) |
学習動画教材 | 3級:あり(ライブ+アーカイブ) 2級:通学 1級:通学ORオンライン |
学習期間 | 3級:6か月 2級:6か月 1級:2か月 |
サポート期間 | 在校期間と同じ |
試験会場 | 3級:在宅(Web試験) 2級:在宅(Web試験) 1級:金沢 |
試験日程 | カリキュラム受講後に以下の受験資格を満たしたら受験 3級:通信部受講済 2級:発酵食大学6割の出席 1級:発酵食大学院必要単位の取得 |
合格基準 | 80%以上 |
年会費 | 3級:5,500円 2級:8,800円 1級:11,000円 |
資格取得後の 仕事・活動サポート | ー |
通信部を受講してWEB試験に受かると認定される「発酵食エキスパート3級」。
そして、発酵食大学の金沢本校か京都校に通い、試験に受かると認定される「発酵食エキスパート2級」、最後は発酵食大学院の筆記試験に合格すると得られる「発酵食エキスパート1級」と、3段階で構成されています。
ここまではよくある発酵資格と同じなんだけど…ここから先が発酵関連のお仕事がしたい方におすすめの理由!
発酵食エキスパートは、3級から1級まですべて取得しようとすると、1年以上継続して勉強することになります。
調理実習も多いので、通常の大学のように仲間ができやすいのも特徴のひとつ。
卒業後に発酵の仕事で成功するには、発酵関連の人脈づくりもとても重要ですが、発酵食エキスパートなら在学中から信頼できる仲間を作ることができる可能性が高いのです。
発酵関連のお仕事をする際に、ひとりじゃできないことも協力できます。例えばイベントひとつ開催するのも、仲間と一緒なら集客しやすいよね。
発酵食エキスパートのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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疑似大学のような形式で体系的に学べる 座学だけではない体験(蔵めぐりなど)ができる 実習やグループワークが多く、人脈が築きやすい | 取得費用が超高額(約20~30万円) 年会費を払わないと資格の維持ができない 資格取得までに時間がかかる(大学コースは京都・石川どちらかに通学しなければならない) |
\ もはや発酵の大学!本気の人だけが選ぶ道 /
より詳しく確認したい方はこちらの記事もみてみてね!
経験談:なぜ、わたしは発酵ライフアドバイザーになったのか?
ここからは私が発酵の推進活動をしようと決めたとき、なぜ発酵ライフアドバイザー養成講座に注目したのか、整理してみます。
わたしが発酵ライフアドバイザーに注目した理由は、以下の3つ。
ひとつずつ見ていきましょう。
理由➀ 仕事につながる可能性が高い資格だと思ったから
わたしが発酵ライフアドバイザーに注目したいちばん大きな理由は、仕事につながる可能性が高い資格だと思ったからです。
巷にはいろんな発酵資格がありますが、発酵ライフアドバイザーは、発酵を一緒に推進していく仲間を作ることに注力しているため、仕事につながるサポート制度が多いという特徴があります。
また、良くも悪くも歴史が浅いために、柔軟で、新しいことが提案しやすいように見えました。
実際このイメージは、想像どおりでした。
わたしは当時、仕事が忙しくて、なかなか通学講座に通う時間が取れないという悩みがありました。
そこから、「通信講座があればいいのに…」と理事長に相談し、それが実現しています。
まだ新しいからこそ、「こんなことやりたい!」「みんなでこんなことやってみない?」が実現しやすい環境があると思います。
理由② おもしろい活動をしている人が集まっていたから
わたしが発酵ライフアドバイザーに注目した大きな理由の2つめは、集まる人たちが個性豊かでおもしろかったからです。
当時、発酵ライフ推進協会の理事長である是友先生のまわりには、いろんな背景を持った方が集まっていました。
ベテラン料理研究家
人気のパン教室の講師
飲食店経営者
美容系企業の経営者
有名な大手発酵食品企業の商品開発者
地方の名物を作ることを目指すフリーランスのメニュー開発者 など
北海道から沖縄まで、日本の各地に散らばる校長先生の中には、赤ちゃんを抱えてMTGに参加する方もいて、ライフスタイルも多様!
発酵食との向き合い方もそれぞれ違い、関わらせてもらうことで勉強になることも多く、とても楽しかったのです。
おもしろい人と出会えたのは偶然もあるかもしれないけど、やっぱり新しい団体なので、新しいものに飛び込んでみるのが好きな、個性的な人が集まりやすかったのかもしれません。今もこの傾向はあるかも…?笑
理由➂ 継続的に発酵食品に関われる環境がつくれそうだったから
わたしが発酵ライフアドバイザーに注目した最後の理由は、継続的に発酵食品に関われる環境がつくれそうだったからです。
発酵資格は大きく2つの種類に分けることができます。
ひとつは、体系的に知識を整理することができる低価格の資格。(約3万円~)
そしてもうひとつは、体系的に知識を整理するだけでなく、その基礎知識を共通言語として、情報を得られる環境を作ることができる資格。
後者は継続的なコミュニティ運営等の維持が必要になるため、値段が上がります。(約15万円~)
発酵ライフアドバイザー養成講座は、このうちの高価格帯の資格に属します。
ただ、高価格帯の資格の中では一番価格が低く、お仕事につながるサポートも豊富です。
上手に利用することができれば、かなりコスパがよい資格だと言えるでしょう。
発酵を体系的に勉強したくなったら…
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まとめ:発酵食品に関わる仕事と役立つ資格を解説!
社会人になってからでも、発酵食品関連の仕事をするチャンスは十分にあります。
特に、自由な働き方が求められる今、ここに挙げた6パターン以外にも、あなただけの発酵食品に関わる仕事があるかもしれません。
ぜひ、「発酵食品×得意なこと」を一度洗い出し、自分なりの発酵食品とのかかわり方や伝え方を考えてみてください。
また、発酵食品に興味があるけど、まったく基礎知識がない…という方は、資格を取得して基礎知識を得てから仕事を見つける方法もあります。
その時に特におすすめなのが、仕事に繋がるサポートがあったり、体験ができたり、人脈が作れるこちらの3つの資格。
参考にしてみてね。