


最近、おしゃれなパワーサラダの中に入っているたくさん入っているお豆たちの中でちょっと気になる存在が…「レンズ豆」。
小さくて、かわいくて、ぷちぷちした歯ごたえがおもしろくて、大好きなのですが、レンズ豆がなぜこんなにおしゃれサラダに使われ始めたのでしょうか?
今回はレンズ豆の栄養素やその期待効果をまとめてみました。
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レンズ豆とは?
そもそもレンズ豆とは、どんなお豆なのでしょうか?
まずはウィキペディアで確認してみましょう。
光学用途で使われる「レンズ」の語源は、このレンズマメであり、当初作成された凸レンズがレンズマメの形状に似ていたことからこの名前が付いた。
参考:ウィキペディア
その平べったい風貌から、日本ではひら豆とも呼ばれてきました。原産地は地中海沿岸の南ヨーロッパや西アジアのあたりで、美容や健康を気にする方たちの間で人気の地中海料理にも多く使われています。
レンズ豆が人気の理由の1つには、料理法がかんたんで時間がかからないことも挙げられます。大豆とかえんどう豆って丸いので、ゆでるだけでも時間がかかるけど、レンズ豆はひらべったいので熱が通りやすく、かんたんなんですよね。
レンズ豆の種類
レンズ豆にはいろいろな種類があります。大きくわけると皮付きのものと皮をむいたものがあります。
皮なし=オレンジ
皮付きのレンズ豆は「茶レンズ豆」もしくは「ブラウンレンティル」と呼ばれることもあります。一方、皮なしの豆のほうは「赤レンズ豆」もしくは「レッドレンティル」と呼ばれています。
レンズ豆のカロリー
レンズ豆はヘルシーなサラダなどに振りかけられることが多いので、カロリーが少ないような気がするのですが、実はえんどう豆などと同じぐらいです。
えんどう豆:352kcal/100g
大豆:417kcal/100g
参考:http://calorie.slism.jp/104073/
豆類の中では大豆は少しカロリーが高く、栄養素も多いので、それよりはカロリーは少な目で、さっぱりした味が特徴です。
レンズ豆の栄養素
レンズ豆の栄養素はほかの豆類と大きくは変わりません。大体60%が炭水化物で、20%がたんぱく質です。
鉄分や銅が多いといわれていますが、それ以上にレンズ豆に特徴的な栄養素が、モリブデンとセレンです。
レンズ豆にはモリブデンが豊富に含まれています。カラダの酸化を防ぐための一部の酵素の構成成分でもあり、貧血を防いでくれたり、デトックス効果があるといわれています。
また、レンズ豆に含まれるセレンという物質は、ミネラルの一種で、活性酸素から体を守ってくれる効果があるため、老化対策として効果的です。
貧血気味の方や老化防止などが気になる方にとっては、とてもよいお豆なんですね。
レンズ豆の食べ方
レンズ豆はとても平たいので、調理がかんたんなことで知られています。
大豆はまるっこいのでゆでるだけでも多少の時間がかかりますが、レンズ豆なら10分程度で柔らかくなるため、ささっとゆでてサラダの中に入れたり、お肉などの煮込み料理の中に入っていることも多い食材です。
煮込み料理と一緒に煮込めば、ちょっととろみがでてぜいたくな料理になります。さらさらしているものよりも腹持ちもよくて、歯ごたえもぷちぷちしておいしいので、とても人気があります。
レンズ豆とは?まとめ
個人的にはお豆は大好きなので、毎日必ず食べる食材です。大豆が多いけど、正直下処理が大変で面倒なのは確かです。
レンズ豆なら軽くゆでるだけで食べられるので、サラダに振りかける用にあらかじめゆでておくこともできますね。
モリブデンやセレンといわれるような抗酸化作用がある物質も多く含まれているので、美容や健康を気にする方は、たまにレンズ豆を食べてみるとよいかもしれません。
参考にしてみてくださいね!