【この記事で解決できるお悩み】
味噌玉って丸めるのが意外とめんどくさい。もっと簡単な方法はないの?
味噌玉ってどのくらい日持ちする?
おいしい味噌玉の作り方を知りたい!
この記事では、こんなお悩みを解決します!
「味噌玉って便利だけど、実は丸めるのが結構めんどくさいんだよな…」
そんなお悩みをよく聞きます。
毎日お味噌汁を作るのがめんどうだから、味噌玉で作り置きしているのに、味噌玉自体を作るのがめんどくさいのは、本末転倒です。
そこで今回は、味噌玉よりももっと簡単に、毎日負担なく味噌汁を飲む方法を徹底解説!
味噌汁生活を継続する方法や、味噌の保存方法について整理してみました。
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この記事を書いた人:
腸活研究家 長谷川ろみ
発酵食品にハマり、ダイエットなしで12㎏減。痩せたことをきっかけに腸を愛でる生活に目覚める。重度の便秘から解放され、腸活研究家として活動開始。今では発酵ライフ推進協会通信校校長を務め、昔の自分と同じ悩みを持つ方に向けて腸や菌のおもしろさを発信中。詳しくはこちら
味噌玉を丸めるのが、めんどくさい人へ
味噌玉を丸めるのがめんどくさい人、いますよね?
味噌玉とは、その名の通り、1回分の味噌とだし、具材をひとつに丸めてお団子状にした作り置き味噌汁のこと。
味噌玉
=味噌+だし+具材をまとめてつくるお団子状の作り置き味噌汁のこと
味噌汁の材料を1つにまとめておくことで、お湯を注ぐだけでかんたんに作れて便利なの。
時短料理として優秀な味噌玉が流行ったのも、実は「味噌玉を作るのがめんどう」という意見が、とても多いから。
みんな考えることは一緒よね!…ていねいな暮らしにあこがれるけど、仕事や育児が忙しい時は、作っている時間なんてないと思うんです…
そんな方におすすめなのが、わたしがよくやる、鍋を使わない「ずぼら味噌汁」。
詳しく見てみましょう。
味噌玉のメリット
味噌汁は、野菜や豆腐などの具材を鍋に入れて煮込み、そこに味噌とだしで味付けをするのが一般的です。
この作り方だと、少なくとも15分ぐらいはかかるので、朝の忙しい時間で毎日作るのは結構大変。
さらに、お味噌汁を作ってから、食べなかった分を保存しておくと、味噌の良い香りが飛んでしまい、あまりおいしくありません。
味噌玉なら、味噌の風味がちゃんと香るおいしい味噌汁が、数十秒で飲めるという大きなメリットがあります。
味噌玉 | 普通の味噌汁 | |
---|---|---|
味噌汁完成までの時間 | 40秒 | 15分 |
風味や栄養 | 同じ | 同じ |
持ち歩き | できる | できない |
味噌玉、やっぱりすごい!!
一方で、味噌玉は味噌汁完成までの時間は時短できますが、味噌玉自体を作る時間が結構かかります。
作り置きをしておけるのは便利だけど、その作り置きを作る時間が結構かかるんですよね…。
味噌玉は丸めなくてもいい(=ずぼら味噌汁化)
味噌玉は、「丸くないといけない」と勘違いしている人が多いようですが、実は丸めなくてもいいんです。
味噌玉を作る工程は、たった2つ。
1:味噌とだしと具材を混ぜる
2:まるめて玉をつくる
このうち、「2:丸めて玉をつくる」という工程は、なくても大丈夫。
もちろん丸くするメリットはゼロではないけど、わたしは丸める時間がかかるくらいなら、丸くなくていいと思っちゃうタイプです。
味噌玉を丸める理由は、主に以下の2つ。
・丸いほうがおしゃれでかわいい味噌玉になるから
・丸いほうが持ち運びやすいから
おしゃれさ重視の方は、やっぱり丸い味噌玉がおすすめ。もし大事な方にプレゼントするなら、おしゃれな丸い味噌玉がベストだと思います。
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しかし、自分用なら話は別。
それも毎日飲む味噌汁であれば、おしゃれにする必要性はそんなに高くありません。
丸めなくても味噌汁は持ち運べるってほんと?
そうはいっても、やっぱり味噌を丸めてラップにくるまないと持ち運びにくいよ…
どこに持っていくか次第だけど、別に丸くしなくてもいい場合も多いと思うのよね。
例えば、会社に持っていくお弁当のお供に味噌玉を活用する場合、先に会社の設備を確認してみてはいかがでしょうか?
・会社に冷蔵庫がある場合
味噌玉を丸くしなくても、味噌汁の素をコンテナーやタッパーに入れて会社の冷蔵庫に保存する
・会社でお湯を沸かせる&お湯が作れるウォーターサーバーがある場合
味噌玉を丸くしなくても、味噌汁の素をスープジャーに入れて持っていき、会社でお湯を注ぐだけで飲める
先に持っていく場所の設備をしっかりチェック。
そして、そこで、いちばんおいしい味噌汁が飲めて、時短になる方法を選ぶのがおすすめです。
わたしは、お湯が作れるウォーターサーバーがある場所に持っていくことが多いので、スープジャーに入れて持っていくことが多いよ。
味噌玉に具材を入れないほうがいい理由
味噌玉は、味噌、だし、具材を一緒に丸めたほうが、いろんな色が混ざるので見た目がかわいくなるというメリットがあります。
しかし、かわいさをそこまで求めないのなら、具材は別にしておくのがおすすめです。
具材を一緒に保存すると、味噌汁全体が傷みやすくなり、日持ちしなくなったり、味が落ちる原因に。
味噌とだしだけにしておけば、水分量が一定に保てるのでかんたんには腐りませんし、風味もそのまま。
おいしい味噌汁が飲みたいなら、味噌玉にして全部を一気に丸めてしまうよりは、味噌とだしだけ混ぜておいて、食べるときに同じ容器の中でミックスさせるほうが保存性が高く、おすすめです。
味噌玉の作り方
味噌玉は、めんどうであれば丸める必要はありません。
その材料と割合だけ守っておけば、丸めても丸めなくても、おいしい味噌汁ができます。
ここからは味噌玉を丸める前までの、基本的な味噌玉の作り方をご紹介します!
一つずつ見ていきましょう。
基本の材料の割合
味噌大さじ1に対して、かつお節小さじ1が、味噌汁のベースです。
9:1の割合ですね
味噌:大さじ1(18g)
かつお節:小さじ1(2g)
例えば200gの味噌玉の素を作りたかったら、味噌180g+かつお節20gが適量です。
とりあえずこの2つだけ混ぜておけば、大丈夫。極端にまずくなることはありません。わたしは子どものころ、だしを一切入れずに味噌だけで味噌汁を作っていたけど…全くおいしくないのでマネしないでね…w
基本の作り方
1:味噌とかつお節をよく混ぜる
2:そのままタッパーなどに入れて保存する
基本的には混ぜるだけですが、保存方法としてはタッパーのほかにもいろいろな方法が…!
おすすめの保存方法は、後述します!
ずぼら味噌汁を作るときは、単純にこの味噌+だしを混ぜたものとお気に入りの具材をおわんの中に入れ、そこにお湯を注ぐだけ。
別に丸めなくても、味噌汁はおいしくなるのです。
和風顆粒だしを使う場合の注意点
いちばんシンプルなのは、味噌とかつおぶしを混ぜるだけの方法ですが、和風顆粒だしでも作れないわけではありません。
ただし、商品によっては、塩分や添加物が多いので、使いすぎないように調整するのがおすすめです。
1食分で1g程度が適量なので、180gの味噌に混ぜるなら、約10g程度の和風顆粒だしを使いましょう。
わたしはやっぱり、しっかり発酵した本枯節で作るお味噌汁が好き!削りたてを試したい方は、こんなこだわりの削り器で削る方法もあるよ。
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味噌玉を丸めるのがめんどくさい時の対処法
味噌玉を丸めるのがめんどくさい時の具体的な対処法は、以下のとおり。
一つずつ見ていきましょう。
直接ラップで包む(丸める工程は排除)
とりあえず味噌は、1回分ずつしっかり分けておきたい…という方は、直接ラップで包むのがベターかも。
容器を準備しなくても、ラップだけあればできるので、これから上げる味噌玉を丸めるのがめんどくさい時の対処法の中では、いちばん低コストです。
しかし、丸めないとはいえ、ひとつひとつ分量を見ながら分ける手間は必要なので、めんどくささは丸める味噌玉を少しバージョンダウンさせた程度で、大きくは変わりません。
評価
低コスト | ★★★ |
めんどくささ | ★★★ |
やり方
1:ラップを広げる
2:ラップの上に味噌とだしを置く
3:ラップの四隅を合わせて輪ゴムなどで縛る
注意点
冷蔵庫に保管しているうちにラップが破けることがあるので注意
冷蔵庫の中でタッパー、フリーザーバックなどの容器に入れておくなどの工夫が必要
具を一緒に包む場合は、水気が少ない乾燥した具材を使わないと水っぽくなったり、液漏れの可能性も
結局、味噌玉とそんなに手間は変わらないけど…とりあえずラップに包んでおくほうが安心という方は、コレ!…わたしはめんどくさがりなので、こんなにちゃんとできないです…笑
タッパーにそのまま詰める
1回1回の分量をそんなに厳密に図らなくてもOKというアバウトな方は、味噌とだしを混ぜてタッパーに直接入れる方法も。
わたしは大体これです。笑
タッパーに入れてしまうと、1回の分量がわかりにくくなるという人もいますが、毎日飲んでいれば大体自分好みの量がわかってくるので、そんなに心配いりません。
もしどうしても均等に分けたい時は、タッパーに詰めたときにきちんと1回分の線をつけておくのがおすすめです。
例えば、200gのお味噌を20gずつに分ける場合は、タッパーに入れたお味噌汁を上から5×5に線を引いておくと、取り出す時に便利です。
評価
低コスト | ★★☆ |
めんどくささ | ★☆☆ |
やり方
1:味噌とだしを混ぜる
2:タッパーに入れる
注意点
持ち運び先に冷蔵庫がある場合に限る(本来なら味噌は常温でもOKだが、温度管理がしにくい公共の場では冷蔵庫に入れておけたほうが安心)
具を一緒に入れる場合は、水気が少ない乾燥した具材を使わないと水っぽくなったり、液漏れの可能性も
ずぼら味噌汁(=カップにそのまま味噌を入れてお湯をかける方法)の方は、タッパーに詰めておくだけでいいと思います。らくちん!
製氷皿に入れる
「味噌玉を丸めるのが面倒だけど、ちゃんと量を分けておきたい。さらに持ち運びはしないので、自宅で保管しやすい方法がいい」というあなたにおすすめなのが、製氷皿です。
あの氷を作るための、冷凍庫に入れる「製氷皿」です。
味噌はたとえ冷凍庫に入れても、カチコチに凍ることはありません。
だから、持ち運びをしない予定なのであれば、冷凍してしまい、日持ちしやすくするのも手。
冷蔵よりも数倍長く持たせることができるので、一度にたくさん作っておけば、さらに時短が可能です。
評価
低コスト | ★★☆ |
めんどくささ | ★★☆ |
やり方
1:味噌とだしを混ぜる
2:製氷皿に入れる
注意点
製氷皿は氷と兼用にしないで、別に味噌玉用を用意する
(味噌のにおいがかなりつきやすいので、氷が味噌味になってしまいます)
製氷皿はにおいが冷凍庫の中に移ってしまわないように、ビニールバックの中に入れて、密閉してから保管するのがおすすめです。
お弁当用のシリコンカップに入れる
お弁当にそのまま入れることもできて便利なのが、お弁当用のシリコンカップに味噌を入れる方法です。
お弁当を毎日ちゃんと作っている方は、この方法が効率的かも?
100円均一ショップに行くと、お弁当のコーナーに売っているシリコンカップ。
使い捨ての紙やアルミのカップとは違い、丈夫でなかなか壊れません。
洗って何度でも使えるので、もちろんとても経済的。お弁当箱の中にそのまま入れることができるので、別で持ち運びしなくていいのも便利です。
評価
低コスト | ★☆☆ |
めんどくささ | ★★☆ |
やり方
1:味噌とだしを混ぜる
2:お弁当用のシリコンカップに入れる
注意点
お弁当用のシリコンカップは、ひとつひとつがばらばらなので、少しずつなくなってしまいがち。
いつの間にか、1個や2個なくなったりしない?わたしだけ?笑 わたしのような方は、管理の際に気をつけましょう。
味噌玉専用容器に入れる
これまでにご紹介した方法があまりピンとこない方は、味噌玉専用容器を購入するのはいかがでしょう?
数年前からとても有名になった味噌玉は、今では専用容器が売られています。
こんな専門器具があるなんて!笑
味噌はたとえ冷凍庫に入れても、カチコチに凍ることはありません。
だから、持ち運びをしない予定なのであれば、冷凍してしまい、日持ちしやすくするのも手。
冷蔵よりも数倍長く持たせることができるので、一度にたくさん作っておけば、さらに時短が可能です。
評価
低コスト | ★☆☆ |
めんどくささ | ★★☆ |
やり方
1:味噌とだしを混ぜる
2:専用容器に入れる
注意点
専用容器なので基本的には味噌玉にしか使えません。(若干コストが高い)
他に使えない調理器具で収納場所をとってしまうのがニガテな方には向かないかも?
味噌玉の賞味期限
味噌玉の賞味期限の目安は、中に入っているものや保存方法によって異なります。
一つずつ見ていきましょう。
具を入れる場合:冷蔵
味噌汁のもとに具を入れて冷蔵保存する場合の賞味期限は、約1週間です。
具を入れるとどうしても水分が出てしまい、その水分がもとで腐敗しやすくなるので注意が必要。
さらに具の種類によっても大きく賞味期限が違うので、入れる具は水分量の少ないものを選ぶのがおすすめです。
味噌は周りに臭いが移りやすいので、タッパーやフリーザーバックなどで密閉しましょう。
具を入れる場合:冷凍
味噌汁のもとに具を入れて冷凍保存する場合の賞味期限は、約1ヶ月です。
冷凍庫で保存してもカチカチに凍ることはないので、使う時に解凍する必要はありません。
冷凍中は具材から水分が出ても氷になるので、冷蔵よりも腐敗はしにくいですが、具材によっては冷凍すると質が落ちてしまうものもあります。
こんにゃくや豆腐は、冷凍するとスポンジのようなパサパサな食感に…注意してね。
具を入れない場合:冷蔵
いちばん長持ちするのは、やはり具を入れずに冷蔵する方法です。
賞味期限は材料の味噌とほぼ同じと考えてOK。
かつおぶしが入っているだけなので、普通の味噌とあまり変わりません。
味噌玉におすすめの具材:そのまま編
味噌玉は丸めずに、お皿の中に材料を入れてお湯を注ぐだけでOKです。
さらに食物繊維いっぱいの具材と合わせれば、腸活おかずとしても優秀。
ここでは、味噌玉にあうおすすめの具材をご紹介します。
一つずつ見ていきましょう。
海苔
海苔は間違いなく、味噌汁に合う食材。
あおさ味噌汁ももちろんよいですが、しっかりした食べ応えが欲しいなら、海苔をちぎって入れるのもおすすめ。
食物繊維でおなかがいっぱいになるので、ダイエットにも向いています。
メカブ
とろとろな食感が人気のメカブは、味付けがされていないものを選んでください。
味噌の風味がちょうどよく、磯の香がします。
とろろ昆布
とろろ昆布も栄養満点。海藻は意識しないと食べられないので味噌汁に入れて毎日食べるようにするのがいいかも?
小松菜
小松菜はカルシウムも豊富な葉物野菜。
あくが強いイメージがありますが、生でも食べられるくらいなので、味噌汁にも入れられます。
キムチ
キムチはとても存在感が強いので、味噌汁に入れるとたちまちキムチ汁になってしまいます。
梅干し
ちょっと疲れ気味の方には、梅干しでクエン酸を少し添加した味噌汁もおすすめです。
ホッとする昔ながらの味です。
コーンの缶詰
コーンの缶詰は、個人的につぶつぶのほうではなくて、クリームコーンがおすすめです。
そこらへんに売っているコーンスープとは一線を画したおいしいコーン味噌スープができるよ。
味噌玉におすすめの具材:下ごしらえ編
次は下ごしらえが少し必要な具材の中で、おすすめのものをご紹介します。
一つずつ見ていきましょう。
冷凍オクラ
オクラは冷凍オクラをそのまま入れてしまってもOK。
生オクラを買う場合は、軽くゆでて、保存しておくのがおすすめです。
冷凍ほうれんそう
ほうれんそうも冷凍食品として売っていることが多い野菜です。
そのまま味噌汁に入れて、おいしい野菜を食べましょう。
蒸しかぼちゃ
かぼちゃどくとくの甘い香りと味噌の香ばしさがとてもよく合う一品。
蒸しまいたけ
ダイエット中の方におすすめの具材と言えば、超低カロリーのまいたけです。
まいたけもシリコンスチーマーなどに入れて、軽く蒸しておくと、味噌汁以外にも使えます。
蒸しもやし
もやしは蒸してナムルにしておくと、いろんな食料のおかずにできます。
納豆麹
納豆麹は、納豆+麹+醤油を一緒につけたもの。
発酵食品の鉄板ですが、どんな料理にも合います。
もちろんお味噌汁に入れるのもよいですが、お豆腐の上に載せるだけでもおいしいです。
まとめ:味噌玉丸めるの、めんどくさい!もっと簡単&時短な味噌汁の作り方
味噌汁は、野菜や豆腐などの具材を鍋に入れて煮込み、そこに味噌とだしで味付けをするのが一般的です。
この作り方だと、少なくとも15分ぐらいはかかるので、朝の忙しい時間で毎日作るのは結構大変。
そこで味噌玉を作るわけですが、味噌玉自体を作るのも結構時間がかかります。
味噌玉を丸めるのがめんどくさい方は、単純に味噌と鰹節を混ぜておいて、お皿の中で具材とミックスする「ずぼら味噌汁」がおすすめです。
味噌玉を丸めるのがめんどくさい時の具体的な対処法は、以下のとおり。
参考にしてみてね。
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