オキナワモズク由来のフコイダンのサプリメントが、台湾で台湾版トクホをとり、台湾国内のドラッグストアなどで発売されることになりました!
フコイダンは、「抗がん作用」「コレステロール低下作用」「血圧低下作用」「抗ウイルス作用」などさまざまな機能が解明されてきた、自然の食品ですが、まさか海を渡って台湾でも食べてもらえるとは。
今回は、オキナワモズク由来のフコイダンの効果効能、台湾で発売されるようになった経緯を振り返ってみましょう。
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オキナワモズク由来のフコイダンとは?
フコイダンといえば、コンブやワカメ、 モズクなどの海藻類に含まれるぬめり成分で、水溶性食物繊維の1つです。
水溶性食物繊維といえば、腸内細菌たちの大好物で腸活にも欠かせない食べ物ですよね。
昔から私たち日本人は、海藻の薬にもにた腸内改善効果に注目していました。例えば、平安時代に書かれた「本草和名」という書物には、海藻類の薬効について、こんなことまでかかれていたんですって。
参考:http://www.fucoidan-life.com/info_fucoidan/about_fucoidan/
昔の人が調べられる範囲ってかなり限られていたはずなのに、すでにもう健康にいいことはわかっていたんですね。
オキナワモズクとは?
オキナワモズクには、通常の昆布やわかめよりたくさんのフコイダンが含まれています。だからフコイダンを摂取したければ、オキナワモズクを手に入れるのが手っ取り早いのです。
オキナワモズクは、ナガマツモ科に属する海藻で、南西諸島の特産種です。キレイな海にしか生息できないため、沖縄県のいちぶ地域で育てられることが多くなっています。
オキナワモズク由来のフコイダンが台湾版トクホを取得
この度、なんとこのオキナワモズク由来のフコイダンを入れたサプリメントが台湾で発売されることになっただけでなく、ちゃんと台湾版のトクホ(特定保健用食品)を取得できることがわかったそうなんです。
すごいじゃん、オキナワモズク由来のフコイダン!
オキナワモズク由来のフコイダン商品の内容は?
今回販売されることがわかったのは、オキナワモズク由来のフコイダンを使用したサプリメントです。
6月1日から台湾国内のドラッグストアなどで5,200台湾元(日本円で18,000円相当)で販売の予定だ。
参考:http://news.livedoor.com/
結構高価なサプリメントなんですね。日本のオキナワでとれたモズクが、まさか台湾の人たちの健康に役立てるとは!
ちょっとどんなものなのか、気になっちゃう・・・。
台湾版トクホとは?
台湾にも日本の特定保健用食品と同じような認定制度があります。
その認定制度の名前は、「健康食品」というんだって。
その「健康食品」の認定制度を受けるには、台湾政府の審査を受ける必要があり、機能性や効果が認められる必要があるのだとか。
でも、オキナワモズク由来のフコイダンはこの厳正な審査をクリアし、「健康食品」認定マークを表示することができることになりました。
日本のトクホよりも、台湾のトクホを先にとるなんて!笑
すごく、海外戦略を優先しているのかなーと思ったら、どうやら日本のトクホの場合は、人を対象にした「ヒト試験」が必要で、「マウス試験」だけでは認められないそうなんです。
そういう各国のトクホ事情もあって、台湾での発売が早く動いたのかもしれませんね。(日本では、オキナワモズク由来のフコイダンの研究結果自体は、日本栄養・食糧学会大会(2016年5月)で公に発表済み)
台湾版トクホに認められた効能とは?
オキナワモズク由来フコイダンの製造・販売を行うサウスプロダクト(沖縄県うるま市)は、オキナワモズク由来フコイダンにある
が健康食品として認められる大きなポイントであることを公開しました。
免疫細胞増殖作用ということは、
風邪やインフルエンザの予防
花粉症やアレルギーの緩和
など、台湾の人たちの免疫細胞に関連する多くの悩みが解決するきっかけになるかもしれません。
オキナワモズク由来のフコイダンとは?まとめ
オキナワモズク由来のフコイダンが海外進出した例を取り上げてみました。
日本の和食は、世界では「健康食」として広まりつつあるので、海外のトクホをとって、世界に認められていくことはすごく大事な気がしています。
台湾だけでなく、たくさんの国でオキナワモズク由来のフコイダンのように世界進出できたらうれしいですね。
ご参考まで♪