工藤孝文先生2017年11月2日に放送された「主治医がに見つかる診療所」で大特集されたらっきょうが、なんと今大人気なのだそう。
番組内では、らっきょうが腸内細菌をコントロールしてやせやすい体になるとの内容が紹介されていましたが、なぜそんなことが起こるのでしょうか？
今回はらっきょうの効果効能についてまとめてみました。
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らっきょうとは？
らっきょうはネギ属の野菜で、別名「オオニラ」などとも呼ばれています。ウィキペディアによる説明はこちら。
参考：ウィキペディア
日本では、塩漬けにしたり、甘酢漬けにしたり、基本的に漬物にして食べることが多いですよね。漬物としては、カレーについてくる副菜としてポピュラーです。
生らっきょうとしては、一部の生産地で作られているだけで、あまり市場に出回りません。とても美味しいんですけどね。
沖縄県の島らっきょうとの違い
沖縄県の島らっきょうはらっきょうの種類の1つですが、夏が旬のらっきょうとは違って、なんと冬に収穫されるのだそう。
ネギと同じような辛みがあるので、ネギや玉ねぎと同じように調理されることが多いようです。
らっきょうの効果効能
ではらっきょうにはどんな効果効能があるのでしょうか？
血液さらさら効果
らっきょうには、独特な匂いがあります。この匂いの素は「硫化アリル」という物質で、これが健康にいいと言われる物質の1つ。
「硫化アリル」はビタミンB1の吸収を高めてくれる成分で、血液をきれいにして、血行を促し、循環器系の機能を調節してくれると言われています。
コレステロール改善予防
らっきょうに含まれる「フルクタン」という成分には、腸内でコレステロールを吸着して排出する効果があると言われています。
そのためコレステロール値を正常に保ったり、動脈硬化や心筋梗塞を予防する効果があると言われています。
ヤセ菌増加・肥満防止効果
腸内環境を整える時に重要だと思われているものの一つに「食物繊維」があります。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、私たちの腸内に住む「ヤセ菌」のエサになるといわれているのが、主に「水溶性食物繊維」です。
この水溶性食物繊維がたくさん含まれている食べ物の１つとして今回注目されているのが、「らっきょう」なのです。
アボカド
なめこ
納豆
ごぼう
にんにく
押し麦など
「主治医がに見つかる診療所」の番組内では、あまりメジャーとはいえないらっきょうをおいしく食べるためのメニューが紹介されていました。
特にびっくりだったのが「らっきょうカツ」！笑
豚ばら肉でらっきょうを巻いて、小麦粉・溶き卵・パン粉をまぶして、5分揚げるだけでできてしまうというので、結構使えそうですよね。(油ものはあまりたくさん食べないほうがいいかもしれないけれど。笑)
らっきょうは食べ過ぎに注意が必要！
らっきょうは、血液の健康に気をつけたい方やコレステロールが高めの方にとって、とてもおススメの野菜ですが、空腹での摂取や食べすぎは禁物です。
らっきょうは栄養価が高いことから過剰に摂取すると胃に負担がかかります。1日3粒、多くても5粒を目安に。少しずつ食べることをおすすめします。
らっきょうの効果効能まとめ
らっきょうはなかなか普段使いしにくい食べ物かもしれませんが、1日3粒から5粒食べることが推奨される、とても栄養価の高い食材です。
効果効能としては以下が期待されています。
コレステロール改善予防
ヤセ菌増加・肥満防止効果
腸や血液のためにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか？
参考にしてみてくださいね。
