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長谷川ろみ
編集長:長谷川ろみ麹のちから推進委員会代表。元おデブの腸活研究家。腸内細菌に救われたことをきっかけに、日本の発酵文化や腸の大切さを伝えるためのコト・モノ・しくみづくりに挑戦中。詳細はこちら>

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生姜紅茶が冷え性に効くのはなぜ?生姜と紅茶の効果効能をおさらいしてみた!

工藤孝文先生
この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら

冬になると、パソコンを打つ手がかじかんで、なかなか仕事がすすまない・・・そんな環境にいる方も多いのではないでしょうか?

かくいう私もかなりの冷え性・・・。指先をカップで温めながら、この記事も書いています。

そんな私がたまに飲む生姜紅茶、たしかにぽかぽかするので、今回は生姜紅茶の効果効能をまとめてみました。

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目次

生姜紅茶とは?

自然療法を支持するお医者さまの中にも生姜紅茶を好む方は多いと言われていますが、生姜紅茶の正体はどんなものなのでしょうか?

まずは長谷川ろみ流で、生姜紅茶の材料と作り方をご紹介します。

生姜紅茶の材料

紅茶のティーパック 1個
生姜パウダー 小さじ1/2~1杯
お湯

生姜紅茶の作り方

紅茶のティーパックを入れたカップにお湯を注ぎ、お好みの量の生姜パウダーを入れるだけ。
お好みではちみつを入れてもおいしいけど、さっぱり飲みたい時やお食事中はそのままがおすすめ。

ただ辛いのがニガテな方は、やっぱりはちみつを入れないとツラいようです。笑
できれば白砂糖ではなく、ビタミンやミネラルも一緒にとれるはちみつや黒砂糖がおすすめです。

生姜パウダーをちょっと入れただけなのに、カラダは結構ぽかぽかします♪

生姜紅茶の効果効能

生姜紅茶は名前の通り、生姜と紅茶が入っています。
生姜紅茶が体を温める理由は、この2つに含まれる成分にあります。

生姜のショウガオール(ジンゲロール)
紅茶のテアフラビン

です。

生姜のショウガオール(ジンゲロール)

生姜には、ショウガオール(ジンゲロール)と言われる成分が含まれています。

ショウガオール (Shogaol) または(6)-ショウガオールは、ショウガの辛味成分であり、構造はギンゲロールに似ている。ジンゲロンと同様に、ショウガを乾燥したり加熱した時に生産される[1]。名前は日本語の「生姜」に由来する。

参考:ウィキペディア

頭痛解消の効能さんにはその効果効能をこのように表現されていました。

血のめぐりを良くします
血管を丈夫にします
痛みを和らげます
抗酸化作用があります
体を温め、脂肪を燃焼させます
冷え性を改善します
肩こりを解消します

参考:http://www.zutsu0.com/blog-syoga.html

確かにカラダを温めて、めぐりを良くしてくれる効果効能があるようですね!ぽかぽかするのもわかります。

このショウガオールの効果効能・機能性は、消費者庁も科学的根拠を認めています。
機能性の科学的根拠に関する点検表の中にこのような文言がありました。


本品にはショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオールとして)が含まれます。ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオールとして)には、寒い季節や冷房条件下において体温(末梢)を維持する機能があることが報告されています。

参考:http://www.caa.go.jp/foods/pdf/A298-ippan.pdf

紅茶のテアフラビン

生姜の効果効能は有名と言えば有名ですが、紅茶にもカラダを温める効果があることが知られています。その秘密は、テアフラビンという名前のポリフェノールです。

テアフラビンは、一般的に血糖値の上昇を抑えることが知られています。実はそれだけではなく、抗酸化力も強く、アンチエイジングにもよいと言われていますよ。

テアフラビンとは、紅茶に含まれる赤い色素のことで、抗酸化力を持ちます。ポリフェノールの中でもタンニン類に分類されており、カテキンが酸化され2つ結びついた形をしています。赤色色素のテアルビジンとともに紅茶色素を形成しています。紅茶の葉は、緑茶のもとになる葉を発酵させたもので、この発酵の間に、葉自身が持っている酵素の働きで、カテキンからテアフラビンができます。

参考:http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/theaflavin/

やっぱり発酵が関わっているんですね!発酵はいろんな物質を作ってくれるので、本当にありがたい!!

生姜紅茶まとめ

生姜紅茶は昔から健康や美容にご興味のある方に好まれてきた飲み物ですが、改めてその効果効能をまとめてみると、冷え性の改善だけでなく、抗酸化作用も高いことがわかりました。

その理由は、

生姜のショウガオール(ジンゲロール)
紅茶のテアフラビン

です。

どちらかひとつではなく、生姜も紅茶も両方にカラダを温める効果があるので、結果的にダブル効果が狙えるわけですね。

生姜がニガテな方は、紅茶だけでも!紅茶がニガテな方は、生姜だけでも!毎日の生活に摂りいれてみてください。

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